しとりごと（独言） 第２部

1：飯山一郎 :

2013/07/08 (Mon) 16:13:54

host:*.ocn.ne.jp

　
さすらいの旅人氏が「もう一つの独り言スレの邪魔をしないようにと」つくったスレ…、
『しとりごと（独言）』スレ。その第二部です。（スパムはジャンジャン消します！）

723：mespesado:

2019/03/24 (Sun) 09:53:37

host:*.itscom.jp

　『学問のすずめ』じゃなくてぇ、『学問のすすめ』といえば（これを『学

問の進め』と書いたアホがいるという話があるが学問は兵隊じゃねぇんだか

ら進むんじゃなくて勧めるんでしょうがｗ）、その冒頭にある「天は人の上

に人を作らず、人の下に人を作らず」というのを「福沢諭吉の万民平等のヒ

ューマニティー思想だ」と勘違いした人が「なのに『征韓論』とか主張して

矛盾している」と怒る、という話をよく聞く。しかし諭吉のこの言葉は現代

のポリコレである「ヒューマニティー」などを主張したものでは全然なく、

「アジア人は白人の帝国主義で植民地にされているが、これはアジア人が劣

った人種だから優れた人種である白人に支配されているわけではない。ただ、

学問を持たなかったから支配されたのだ。つまり「天が人種に序列を作った」

からなのでは断じて無い。だから日本人も、他のアジア人のように白人に支

配されたくなかったら白人と同じような学問を身に付けなさい」という意味

で書いただけだ。

　というわけだから、福沢諭吉の言う「学問」というのはひたすら「実学」

を指す。なので、慶応は早稲田のような純粋数学のような「純粋学問」の学

部が無かったりするわけで。

　結局いくら「理想」で「美しい」ことを言ったって、すべて元はと言えば

「実利的な」理由があって、それを公の場で「正当化」するために「美しい

理想」を後から実利に合うようにでっち上げただけ、というのが世の中とい

うものであろう。

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