吠えるＥ爺と 燃える同志たちの闘議場 -２６-

1：飯山一郎 :

2017/05/19 (Fri) 00:22:05

host:*.ocn.ne.jp

前スレでは安倍晋三が日本の政治と外交を大変革させた経緯を議論しまくった．しかし「森友」で集団発狂した講演屋を筆頭に，識者の大半は日本国の構造変容と，そのダイナミズムをホとんど認識できぬまま．斯様な放射性ルサンチマンはホっとけ！と，当スレでは更に世界の深層を探り，真相を見透かすスレにしたい．ホは通奏低音．（管理人）

735：mespesado :

2017/06/14 (Wed) 22:17:39

host:*.itscom.jp

>>726 電柱でござるさん

>>729 mikionzさん


　テーマが大分細かい内訳の話になってきましたので、ここまでのところで

一旦整理しておきたいと思います。この話題は、私が >>689 で引用した山

本太郎氏の発言：

＞ 上場企業は過去最高益なのに、これが再分配されていない。これは企業
＞ のための政治が行われ、選挙で自分達の代理人を送り込むということに
＞ 企業側が一番本気だから。

に端を発しています。これは、政治家が大企業の言いなりになっているから

再配分が適切に行われないのだ、だから大企業の言いなりにならないような

政治をするべきだ、と言っているわけです。

　ところが、私の >>725 で示したことは、大企業は別に不適切な再配分を

行おうとしているわけではなく、もし問題があるとすれば、それは2000年前

後を契機に配当性向が変わり、他の資本主義国と同様に、（当期純）利益に

応じた株主配当を始めたことにより、結果的に「株主配当優遇」になってき

たという事実です。ですから、もし山本議員が言うように、企業の再配分に

問題があるという立場に立つのであれば、他の資本主義国と同様な配当性向

に切り替わったことを問題にするべきであり、それは多分に米国からの内政

干渉とも言える強制的な慣行の変更が原因ということになります。

　つまり、山本議員は「敵」を間違えている、つまり本当の敵は米国からの

内政干渉であるのに、大企業もしくはその代弁者である政府を敵と誤認して

いる、というのがこのテーマで一番重要なポイントだと思うのです。

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