吠えるＥ爺と 燃える同志たちの闘議場 -２６-

1：飯山一郎 :

2017/05/19 (Fri) 00:22:05

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前スレでは安倍晋三が日本の政治と外交を大変革させた経緯を議論しまくった．しかし「森友」で集団発狂した講演屋を筆頭に，識者の大半は日本国の構造変容と，そのダイナミズムをホとんど認識できぬまま．斯様な放射性ルサンチマンはホっとけ！と，当スレでは更に世界の深層を探り，真相を見透かすスレにしたい．ホは通奏低音．（管理人）

745：猿都瑠 :

2017/06/15 (Thu) 14:16:43

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反安倍派が絶賛する文章です。

自分でも意味が分かっていないようなデタラメ答弁の連続。噴出する多数の疑惑。国連機関からの相次ぐ懸念表明…。
これだけ内外で問題だらけの状況において、普通の為政者が考えることは「今回は民心をなだめるために断念して、次の機会を窺う」ことであろう。
しかし、安倍内閣は委員会採決省略という極めて異例の手段を使ってまで「共謀罪」を強引に成立させた。
この有り様を見ると逆に、政権は何をそこまで急いでいるのか、焦っているのかと思ってしまう。

「森友隠し」や「加計隠し」が一義的理由ではあり得ない。それが目的なら、いったん廃案で次の機会を窺うことにして、さっさと国会を閉じた方が賢明だからだ。
安倍政権には、何をおいても共謀罪の成立を急ぎたい理由があったはずだ。

それは、安倍首相の悲願である改憲の実現に向けたモメンタムを何としても失いたくないからだろう。
解釈改憲、安保法制、特定秘密保護法、そして共謀罪。いずれも戦後「民主主義」のあり方を根底から変えるものだ。
これにより、日本は法的に、国際的な軍事展開なり治安活動なりを恒久的に可能とする国家へと大きく進んだ。そして万一の「戦時」あるいは「非常事態」に備えて、情報を統制し、警察権力によって異論を封殺できる（かのような恐怖心を人々に抱かせる）態勢を整えたわけである。
反中パラノイアの安倍は、いずれ中国と軍事的に対決する絵図も想像していることだろう（残念ながら、安倍一派の考えるような中国包囲網など幻想でしかないことは、米国の外交を見ても国際的な外交の趨勢を見ても明らかなのだが）。
このような日本を自分の手で完成させるためには、何としてもここで退くわけにはいかない、無理矢理ねじ伏せてでも進む。これが安倍首相の本心ではないかと思う。
そして、安倍の爆走をさらに煽るのは、安倍首相官邸に巣食い巨大な権力を手に入れようとする、警察高級官僚たちであろう（官僚たちの政権に対する不満がくすぶっていることが《前川の乱》により表面化したが、少なくとも外務・防衛・警察の主流官僚たちは安倍政権のもとで我が世の春といった状況である）。

政権復帰以来、何度も相互訪問し首脳会談を行った盟友エルドアン・トルコ大統領が執権大統領制改憲という宿願を果たしたことも、安倍首相を大いに刺激しているに違いない。
すっかり就任時の改革者としての初心を失い傲慢むき出しになったエルドアンは、与党の数の力と治安権力の濫用、メディアへの抑圧を武器に目的を果たした。それを可能にしたのは《クルド過激派のテロ》との戦いと、シリアなど隣国の緊迫した情勢に対する国民の危機意識を煽ったことだ。安倍政権にとっては実に倣うところ大であろう。

安倍政権がかくも強引なやり方をするのは、日本国民をとことん侮っているからだ。
どんなに乱暴で不誠実なやり方をしようと、どうせ日本人は力で押し切ればすぐに諦める。ちょっと脅せば萎縮したり「忖度」してくれる（共謀罪なんて、最大の狙いはその執行よりも、それがもたらす萎縮効果だろう）。それどころか高い支持率さえ提供してくれる。過去3年余りの間に安倍政権はそのように「学習」してきたのである。
あとは《北朝鮮》のミサイルの脅威でも煽り、何の役にも立たない「訓練」をさせて危機意識でも煽っておけば、易々と飼い慣らせると思っているのだろう。

行政解釈を憲法やら国語辞典の上位に置くやり方といい、議会での通常の手続きを無視するやり方といい、国際人権法に関わる国連機関の勧告に対する高圧的な反駁といい、安倍政権にはおよそ遵法精神とか誠実といったものは期待できない。
そんな政権による改憲が日本に暮らす人々を破滅に導くことは、火を見るより明らかだろう。

ならば、我々が絶対にしてはならないのは萎縮である。
萎縮することこそ政権の思う壺。現代は治安維持法のあった戦前とは比べ物にならないほど国際人権法も整備され、その圧力も強い。
遵法精神のない者たちが都合よくこしらえた法などクソ食らえだ。
何だか分からないことで「共謀」とか言うのなら、立証してみるがいい。
今までと変わることなく発言し、自分のやるべき活動をやれる範囲でやり続ける。その姿勢が大切だと思う。

そして、朝鮮半島の歴史や現在も続く朝鮮戦争停戦体制との日本の関わりを顧みることなく《北朝鮮ミサイルの脅威》に踊らされる愚を訴え続けること。これも大事である。
「差別は反対だけど朝鮮学校は別」「《北朝鮮》への独自制裁はやむ無し」なんて「リベラル」が言ってるようでは、今の危機的状況を乗り越えることはできないと肝に銘じるべきだ。

以上。

国家レベルではなく、あくまでも民衆から政権を見上げている視点でしょうか。

俳優の小出がはめられたみたいですけど、詩織事件といい、これを機にハニートラップを禁じる法案を通すのかと思ってみたり。

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