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新時代を最先端で読み解く激論スレー39-

1:堺のおっさん:

2019/11/22 (Fri) 21:14:12

host:*.enabler.ne.jp

令和の時代に入りますます旧来の構図で世界を捉えることが陳腐化しだしている。

覇権対反覇権、緊縮財政対反緊縮財政。

この2大テーマから世界と日本を見ることの意味は深い。

今スレでは更なる進化を図っていきたい。

なお、mukuの投稿は『座敷牢』スレに限定する。

本スレ以外の投稿も苦情が多いからである。
476:亀さん:

2020/03/07 (Sat) 06:48:49

host:*.t-com.ne.jp
>>475

kenichi 2409さん

> 辞書的には、妖術師、悪いイメージなんだ?!

このあたり、いつか意味論(セマンティックス)として意見を交わしたいですね。
__________
小室直樹:つまり、責任に対しての自覚もセマンティックスの意識もないのは言葉がきちんと使えないからであって、この点で日本は中国や欧米の支配層と全く違う。言葉がないことで典型的なのは、日本の契約書を見れば歴然としている。十数年前からアメリカとの障害が日常茶飯事になってから、契約書の形式も大分変わってきたとはいえ、昔の日本の契約書なんていうのは「もし争いが生じた場合には双方が誠意を持って談合する」なんてバカなことが書かれていた。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2009/07/post-f12f.html
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
契約という言葉が出てきたが、17年前に国際契約のあるコンサルティング会社に寄稿した、意味論の記事をご参考までに以下に転載しておきます。



亀さん@人生は冥土までの暇潰し


■第三回 意味論のすすめ(英語編)

 先月の8月2日(土)、東京・西日暮里にあるサングローバルという翻訳会社が主宰する講演会において、IBDの石上進社長のスピーチがあるというので参加してみた。会場に到着すると、すでに翻訳会社やプロの翻訳者が大勢詰めかけており、講演会の主要テーマの一つである「翻訳産業の未来」への関心の高さをうかがわせていた。一連のスピーチが続いた後に始まった石上社長のスピーチのテーマは、「国際ビジネスコンサルタントの立場から見た言葉と文化の背景」というものであった。そして、講壇上で石上社長が強調しておられたのは、国際交渉や国際契約書の場合、慎重に言葉を選ぶべきだという点であった。たとえば、「権力」。日本語では十把一絡げに権力と表現しているが、権力を英語で表現する場合には原因と情況に応じて正しく使い分けなければならないという。

・right: 自然的に有する若しくは発生する権利
・title: 地位や条件次第で与えられる権利
・claim: 他者に対する請求権
・privilege: 権威者から身分に与えられた特権
・credit: 何かの行為に基づく債権
・power: 何かの働きによって生ずる権能
(参照:「IBDからの提案」 http://www.ibd-net.co.jp/co/doctle.html

幸い、筆者は国際契約書にまつわる様々なエピソードを石上進社長から直接お聞きする機会に幾度か恵まれている。そうして耳にしたエピソードの一つに、「大切な事業に関わる契約書なので、念には念を入れ、厳密で詳細な契約書を作成して欲しい」と依頼してきた某企業の話がある。クライアントの要望通りに厳密で詳細な契約書を作成してIBDが提出したところ、その企業から、「何が書いてあるのかさっぱり分からない」とクレームが来たそうである。想像するに、前述の「権利」のように、対象や情況に応じて厳密かつ詳細に言葉を使い分けた契約書を企業の担当者が初めて目にしたため、面食らったのであろう。

 確かに日本語の場合、「権利」なら「権利」という言葉を原因と情況に応じて厳密に使い分けるようなことはしないし意識にものぼらない。それにしても、どうしてこうも言葉に対する彼我の態度・認識に大きな違いが生じるのだろうか。ここで歴史を振り返ってみるに、18世紀のヨーロッパでは百科全書派が一つ一つの言葉を定義して辞書を編纂したという事実に突き当たる。翻って日本の場合はと言うと、今日に至るまで言葉を全うに定義したことがなかった。

さて、この辺りで本稿のテーマである意味論、すなわちセマンティックスに入ろう。(※日本語で意味論と書くと英文法の一分野と誤解されかねないので、意味論の代わりに「セマンティックス」を本稿では用いる)最初に、セマンティックスとはどのようなものかといった全体像を掴むには、『思考と行動における言語』(S.I.ハヤカワ著 大久保忠利訳 岩波書店)を一読されると良い。特に、同書の訳者である大久保忠利氏自身が『思考と行動における言語』(「訳者まえがき(第三版)」)の中で書評を行っているが、非常に重要なメッセージを含んでいる書評なので以下に転載する。

「われわれが普通無意識に使用している言語について鋭い知的洞察をもってその邪用・誤用を戒め、言語・記号の束縛による思考・行動の誤りから人々を解放し、それによって社会・国際間の無用の緊張を除き、同時に個人の生き方に知的判断を回復させようとする努力が、本書からうかがわれる。」

上記の大久保忠利氏の書評をベースに、以下にセマンティックスについて筆を進めることにしたい。

1.ジャーナリズム精神の墜落を憂う
セマンティックスを語るのに、何故ジャーナリズム精神の墜落を取り上げるのかと訝る読者も少なくないはずだ。実は、大久保氏の書評にある「鋭い知的洞察をもってその邪用・誤用を戒める」という点で、筆者はセマンティックスとジャーナリズムの接点を見出すのである。

本来、ジャーナリストの使命は権力の監視にある。日本の権力が辿ってきた道程を振り返ってみよう。先の第二次世界大戦による敗戦の後、祖国復興の意気に燃えていたのは何も日本国民だけではなかった。日本の権力の中枢を担う自民党にも高い理想を持って祖国の為に尽力した政治家も少なからずいたのである。やがて、そうした先人達の努力が実り、高度成長期を経て完全な復興を遂げた日本であったが、その反面、1970年代頃前後から政界が利権の漁場と化し、愚民政策による日本社会の退廃が進んだのも周知の事実である。その後の日本は経済大国の道を歩み、やがてバブル景気に沸き、日本中が好景気に酔いしれていたまさにその時、突然バブルが弾けたのであった。それからの日本は十年以上の長きにわたる平成大型不況に突入し、今日に至っても依然として大型不況からの出口を見出せぬどころか、さらに奈落の底へと突き進んでいる。このように、日本が亡国寸前にまで陥った原因の一つに、ジャーナリズム精神の墜落が挙げられるのではないだろうか。社会の木鐸という言葉を持ち出すまでもなく、権力を監視し、警告を発していくのがジャーナリスト本来の使命のはずであるが、ジャーナリストのサラリーマン化と言われて久しく、最近の日本のジャーナリズム精神の墜落は目を覆うばかりであり、とても政界や財界、あるいはマスコミ界自身に対して「鋭い知的洞察をもって(権力による)その邪用・誤用を戒める」だけの覇気は、日本のジャーナリスト、より正確には大手マスコミには最早無いと断言しても差し支えないであろう。時代は、我々自身で「鋭い知的洞察をもって(権力による)その邪用・誤用を戒める」よう要求しているのである。そして、そのために必要となる武器こそがセマンティックスなのだ。ここに、「個人の生き方に知的判断を回復させようとする努力」のすすめを説く所以である。

2.世界の常識を身につける
以上、「鋭い知的洞察をもってその邪用・誤用を戒める」ためにはセマンティックスの修得が必要であることを示した。次に、視点を日本の外、世界に転じてみよう。

最初に、現代は情報大革命が本格化する前夜に相当するということを本シリーズの第一回「日本脱藩のすすめ」で述べたように、日を追う毎に「社会・国際間に多くの問題や誤解が発生している」現代においては、お互いの異なった文化的背景を理解するためにもセマンティックスは有効な武器となり得るのである。何となれば、セマンティックスをモノにするということは、取りも直さず世界の常識を身につけることを意味するからである。換言すれば、セマンティックスに取り組むということは世界の常識を身につけるための修業に他ならず、セマンティックスは世界を舞台に活躍するためには不可欠なパスポートなのである。そして、世界を舞台に武者修行を重ねていくうちに、「知的判断力」、浪花節的世界とは無縁の論理的思考力等も身につくのであり、これこそ大久保忠利氏の言う「個人の生き方に知的判断を回復させようとする努力」に他ならない。

3.セマンティックスの達人を目指す
しかしながら、何事も道は遠く険しい。セマンティックスの達人の域に達するには、世界の歴史、文明、科学、言語、宗教、政治、経済など、『二十世紀文化の散歩道』(原題:“The Winding Passage”)を著した社会科学の巨星、ダニエル・ベル並の幅広いインテリジェンスと見識が要求されるのである。このようにハードルが高いため、世界を見渡して真のセマンティックスの達人と言える者は数えるほどしかいないのが実情であり、現在生存している日本人だけに限っても三人程度しかセマンティックスの達人はいないという説もあるくらいだ。そのセマンティックスの達人の一人と噂されている藤原肇氏のインテリジェンスと見識に触れていただくため、藤原氏の『理は利よりも強し』(太陽企画出版)から数節紹介しよう。

■ 日米構造協議
構造障壁先制攻略と訳さなければならないのに、日本の役人は意図的に誤訳しこの用語を広めたが、米国政府が対外戦略として発動する最優先の政策で、ソ連に対して発動したSDI(戦略防衛の先制攻略)と並ぶ脅威の対日戦略。

■ 丸山真男(一九一四~一九九七)
『超国家主義の理論と心理』でデビューした政治学者で、冴えた分析と明晰な理論の展開を続けて、権力の走狗が多い政治学の世界で孤高を保ち、学者の責務が何であるかを実証して生きた。

■ SI(システム・アンテルナショナル)
科学体系の根幹を司る基本単位の新しい標準化で、より普遍的なシステムを作る国際的な運動であり、フランスが中心となって七〇年代に推進した、現代思想の根幹を揺るがす重大な革命。

■ トルストイ(一八二八~一九一〇)
ロシアが生んだ世界最高の作家の一人であり、多くの人に読まれた作品を書いたのに、生前にノーベル賞を受賞していないことからして、文学賞がいかにいい加減なものかを証明した。

■ BIS規制
 スイスのバーゼルにある国際決済銀行が決めた、先進諸国の銀行を対象にした自己資本比率の国際統一基準のこと。BISは第一次大戦の戦勝国の金融サロンであり、ドイツの賠償金を集めるために造られたものだが、西欧列強が主体で日本は名誉メンバー的な存在。この統制力を軽視した日本の金融機関の多くは、国際マーケットでの活動を断念したり、貸し渋りをせざるを得なくなった災難の元凶。

■ ファイナンシャル・タイムズ(Financial Times)
ロンドンで編集され世界各地で印刷されている経済紙の王者で、その分析とコメンタリーは洞察力と質の良さで定評があり、日本経済の実態に関しても「日本経済新聞」をはるかに凌駕し、「ウォールストリート・ジャーナル」も足元に及ばない情報に満ちている。

 最期になったが、筆者もセマンティックスの達人になりたいと心から願う一人であり、日々修業を重ねているつもりだが、まさに日暮れて道遠しという感がある。しかし、道は険しくとも日々の研鑽を積み重ね、一歩でも近くセマンティックスの達人の域に到達するための努力は今後も厭わないつもりだ。お互いにセマンティックスの達人を目指し、頑張りたいものである。

 来月は、「クラシックのすすめ」(音楽編)の予定。

【書評】

『ビジネスで勝つ英語』
(今北純一著 新潮OH!文庫)

拙稿「~のすすめ」シリーズは、世界を舞台に活躍している方々あるいはこれから活躍しようとする方々を念頭に執筆していることから、国際ビジネスマンである今北さんの本をいずれは紹介するつもりでいった。たまたま今回は英語がテーマであったので、氏の『ビジネスで勝つ英語』を取り上げた次第である。

『ビジネスで勝つ英語』は単なるビジネス英会話の範疇を越えており、現役の国際ビジネスマンにも大変参考になり得る今北さんのビジネス体験が綴られており、同時にプロフェッショナルとして世界を舞台に活躍しようとする人たちにとっては貴重な指南書になると思う。以下は、仕事の心構えに関して筆者が気に入った同著の一節である。
“I get my satisfaction from doing my work as professionally as possible. A job well done is the only reward I need.”

 また、日本で言う単なる駄洒落とは異なり、欧米流のユーモアのセンスを身につけることも必要であることを教えてくれるのも本書だ。それにしても、セマンティックスを身につける上で、イギリスのブラックユーモアから学ぶべき点は多い。

(英国の)チャーチルを嫌悪していた古参女性議員が議会でチャーチルの政策を徹底的に批判し、最後にこう言い放った。
 “If you were my husband, I would put poison in your drink.”
これに対してチャーチルは平然と、こう言い返した。
 “Madame, if you were my wife, I would drink it.”

 その他、本書は国際ビジネスマンには見逃せないテーマが目白押しだ。

2003年9月吉日

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