新時代を最先端で読み解く激論スレー３９－

1：堺のおっさん:

2019/11/22 (Fri) 21:14:12

host:*.enabler.ne.jp

令和の時代に入りますます旧来の構図で世界を捉えることが陳腐化しだしている。

覇権対反覇権、緊縮財政対反緊縮財政。

この２大テーマから世界と日本を見ることの意味は深い。

今スレでは更なる進化を図っていきたい。

なお、mukuの投稿は『座敷牢』スレに限定する。

本スレ以外の投稿も苦情が多いからである。

573：mespesado :

2020/03/14 (Sat) 19:44:25

host:*.itscom.jp

>>549

　亀レスになりますが…

＞ しかし、私は今回の暴落はリーマンとはその意味が
＞ 根本的に違うと思います。ここが重要です。

【中略】

＞ つまり、ある種のリセットが起こると。
＞ 景気後退のリセッションではなく、
＞ 体制そのものを変更させるためのリセットの様相を帯び始めました。
＞ 何をリセットするかと言えばもちろんグローバル経済です。


　おっしゃるとおりで、「世界」はそのように動くと思うのです。

　が、日本というのは、財務省、というか、財務省に限らず、あらゆる階層

で「組織」というものが、その構成メンバーの思惑など無視してまるで生身

の人間であるかのような「意思」を持って暴走するという「特殊事情」があ

るのでｗ、こと「日本」についてどうなるかを考えると…

　日本はとにかくＰＢバランス一本槍で、その結果、国が貨幣を作れず、そ

の結果、国家全体が一つの世帯のようになってしまっていて、インバウンド

とか輸出とか、とにかく対外収支で黒字にするしかなくなってしまっている。

　だから、この体制を覆すには、まあ荒療治なんですが、「対外黒字が絶対

出せないようになってしまう」ことがどうしても必要。その点、３１１のよ

うな「国内だけの」カタストロフィーでは、対外収支が黒字を続ける限り何

の体制変化も起こす必要が無い。ところが今回のような「ウイルスの世界的

パンデミック」のよな、世界の需要が減ってしまって日本にとって海外黒字

が出せなくなってしまう、というのは、あえて不謹慎な表現ですが言わせて

もらうと、ショック療法として非常に「効果的」なわけです。

　といっても対外黒字が無いと「本当に」国家が立ちいかなくなってしまう、

というカラクリになっている、とでもいうのなら、そんな悠長なことは言っ

ておれませんが、現実にはＰＢというのが財務省という「組織」にとって絶

対「譲れない」だけであって、生身の人間にとっては実はＰＢは全く必要が

無く、単に円という貨幣を刷れば対外黒字など無くても経済は回る。

　つまり、今回の騒ぎで、海外の需要収縮という不可抗力に抗しきれずに、

「財務省」という「組織」が「死」ねば、このＰＢの呪縛から逃れられて、

真の経済発展ができる…。

　まあ、日本という「組織至上主義」の仕組みが変わらない以上、こんな

荒療治しか手が無いのかな、と。

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