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気が向いた時に有益そうな健康法を語るスレ

1:ロズウェル :

2013/02/10 (Sun) 14:11:39

host:*.vectant.ne.jp
気が向いた時に有益そうな健康法を語るスレ。
もう独り言スレに健康関連の話題で占有するの気が引けるので、スレ立てます。
西洋医学・東洋医学を越えて、少食・断食、各種自然療法、各種エネルギー療法、各地の薬石、
波動療法、祈る力による治癒、パワースポット、方位取りによる病気治癒・・・などなど、なんでもお話下さい。

有益な情報や面白い情報があればコピペして下さい。m(__)m
放知技内の学研「ムー」的スレを目指します。
910:養生法の探求 :

2014/03/09 (Sun) 15:52:30

host:*.tokai.or.jp
お久しぶりです。

飯山先生のてげてげにて、蜂鍼(ほうしん)に関する記述を見つけましたので少し、お邪魔しました。

実は私が鍼灸学校に通っていた時の同級生に、家伝のミツバチによる鍼治療を継承されている方がおりました。

ミツバチは患者さんにハリを刺すと、その個体はそれで絶命してしまうそうです。

どんなメカニズムでいったい、なぜこんな療法が継承されてきたのか、当時は知るよしもなく、

そのまま時を過ごしましたが、先年の夏、とんだ失態でスズメバチに左頸部リンパ節付近に一撃を喰らい、

命拾いをしてから、蜂鍼の治効原理の一端を垣間見る経験を致しました。

ようは、鍼により皮膚に穴が開くという創傷ストレッサーに加えて、昆虫毒、特に酸毒が体内に注入されることで

体タンパク分子が変性されるストレッサーが加味されて、このダブルストレッサーによって、

傷ついたタンパク質を修復するためにヒートショックプロテインが旺盛に分泌されてくるのです。

その結果、ヒートショックプロテインは免疫細胞の樹状細胞の抗原提示能力を飛躍的にアップさせ、

それによってNK細胞は見えにくかったガン細胞を容易に見つけ、盛んにガン細胞を攻撃し、

マクロファージもまたヒートショックプロテイン分泌によって活性化して、NK細胞によって

破壊されたガン細胞やウイルスが罹患して使用不能になった細胞を旺盛に貪食します。

ヒートショックプロテインはようは免疫賦活物質であるので、蜂によって刺されることがきっかけになり、

ヒートショックプロテインが分泌されて、免疫が活性化して、疾病を治癒するスイッチが入るとなるのです。

恐らくは人類史800万年の間、ヒトは蜂に刺され続けてきたのであり、ある程度の耐性は備わっており、

また、その蜂に刺された記憶は免疫細胞のB細胞に記憶され、マクロファージや樹状細胞にも記憶され、

ヒートショックプロテイン分泌を起動するDNAのセントラルドグマにも記憶されているのでしょう。

よって、蜂鍼(ほうしん)という鍼治療もまた、由緒正しき人類史の中でつむがれた伝統医療と言えます。

鍼灸医療の歴史は人類史をさかのぼる2万年前にいたる思われますが、初期人類は蜂に刺されると

身体が活性化するのを身をもって体験していたとも予測できます。

今でもアフリカなどの部族にとっては、ミツバチの巣を探してハチミツを採取すると、部族みんなで

分け合い、ピクニックをするようにみんなでその時期を楽しむと言います。

人類にとって自然な甘味としては最上のスイーツがハチミツだったのであり、またハチミツ獲りにおいて

蜂に刺されることにも免疫活性化の余得があったと言えるかもしれません。

ミツバチが治療する蜂鍼ではない、鍼灸師が使用するステンレスの鍼でも、充分に免疫活性の余得はありますが(笑)

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