飯山一郎へ伝言・密告・質問・短信etc -２１-

1：飯山一郎 :

2016/11/30 (Wed) 12:44:57

host:*.ocn.ne.jp

前スレは，光陰矢のごとく過ぎて…，老いやすい少年が愚鈍な老人になり，ロクでもない文章しか書けなくなっている．そんな知的劣化現象が，いま，日本中に蔓延している．
老若男女，みな鬱々と面暗く，ひたすらスマホを見つめる眼もウツロ．うつろいゆく先は，多病・多死の生き地獄．これ，どげんかせにゃいかんだろう！どげんかするべ！＞皆の衆

89：堺のおっさん :

2016/12/02 (Fri) 03:05:41

host:*.ocn.ne.jp

小ボンボンさん、私の物言いは不正確でした。
目的のために、あえてその目的を隠し、利用することはよくあります。
そして、仕掛けが大きいほど隠された本当の目的（視点）に気づきにくい。

攘夷を言いながら、目的は討幕にそのエネルギーを利用し、開国することであった。
成長の限界を唱えながら、アジア人殺戮の根拠となっていったローマクラブの高説。

こうした例は、美辞麗句の類や誰しもが否定できないものであったりするので見抜きに
くいのですが最近のここでのはやり言葉でいえば、「あっち側」の視点なのでしょう。

へ～、目的はそうだったんだ、と気づくのはすでに達成された後。浮かばれません。
だから、目を凝らして視点を整理することは大事なものです。

動物の話でいえば「命」は循環しているが、それは人為的に手を加えない世界での話。
他方、家畜は食料や労役用であるためその時点ですでに別の世界のお話です。だから、
ペットという同じ人間の愛玩物という体系と「命」の循環も同一視はできない。家畜や
ペットの飼料まで考えると、いかに人間の都合で作った体系かよくわかります。

この二つを意図的に混ぜると、大変よくできた話の土台が出来上がります。人間もその
命の循環の輪の中のひとつであるかぎり、否定できない動物愛護。この土台で、愛護を
否定すれば、論理的には人間の命も否定してしまいますね。だからこのスローガンは、
誰も否定できません。

だが、ちょっと待て、家畜や愛玩動物はその土台では語れないぞ。それは人間様の都合
で、言い換えれば必要があって作ったものだから、人為的な家畜や愛玩物の世界にその
ことを重ねると、愛護行為をすることで人間の都合を免罪することになるぞ。と

もちろん、不必要に動物虐待を是認するものではありません。しかし、もともと、不自然
な人間の都合で作った体系です。しばしば、人間の勝手が横行するのも必然的です。根絶
するにはこの体系をやめる以外ありません。かといって、人間の勝手の世界で起こる悲劇
を問題視することは、役に立つ場合もあることを否定するものでもありません。

視点の整理とはこういうことなのではないでしょうか。

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