しとりごと５

1：さすらいの旅人 :

2018/11/07 (Wed) 19:40:22

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前スレ
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226：mespesado:

2019/08/21 (Wed) 00:44:36

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>>225

　このように見ていくと、「自由民権運動」にしろ「教育勅語」にしろ、そ

の中身とか大義名分がもっともらしくて一般人にも真っ当な中身を持ってい

るというのは当たり前の話で、もともとそれらを広めようとした組織が自分

達の利害を通すために多数派である一般民を味方に付けようとして広めたも

のなのですから、一般人に納得できるような内容を持っているのは当たり前

と言えば当たり前です。

　ところがこのようなカラクリは、実は大日本帝国憲法も日本国憲法も同じ

でしょう。大日本帝国憲法などは、それまで江戸幕府が反乱を起こしそうな

組織に対して諸法度を定めたように、明治維新に対して反乱を起こしそうな

組織にクギを刺すために、それも対外的にバカにされないように、西洋式の

「憲法」という体裁のものを発布したというのが本質でしょうし、日本国憲

法の方は、それまでの憲法が定着した日本が二度と西洋に歯向かわないよう

に牙を抜くための洗脳道具としてＧＨＱ主導で発布されたものに過ぎない。

いずれも見かけは尤もらしいけれど、要は反乱を恐れる時の権力者の防衛の

ためのツールに過ぎない。

　これは何も日本だけの話じゃなくて、イギリスの名誉革命、フランス革命、

アメリカの南北戦争など、すべて同じパターンです。要は、何の利害もなく、

ただ道徳的に善な内容をことさら広めようとしている、などというお花畑な

ものはめったにあるものではなく、内容が尤もらしければ尤もらしいほど、

それを広めたい組織の利害が絡んでいる、ということを忘れてはならないよ

うな気がします。

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