★ 掲示板:『放知技(ほうちぎ)』 ★彡
64503069
2018年元旦,金正恩,五輪外交を開始!平昌五輪を大成功に導く.習近平が金正恩を超国賓待遇!金正恩が米朝首脳会談を提案,これをトランプが即断で受諾!金正恩,板門店から韓国に入り,南北首脳会談.大成功!トランプが5月中の米朝首脳会談を示唆.マティス国防長官が「駐韓米軍の撤退」を示唆!…まさしく激動の2018年だ.この激動の切っ掛けをつくり,激動をリードしてきたのは,金正恩(34)だ!今後も金正恩は世界をリードする!目が離せない.深い考察と議論が必要だ.
(M部長・飯山一郎)
新時代を冷徹に読み解くおっさんたちの激論スレー37-
-
1:堺のおっさん:
2019/02/16 (Sat) 13:43:18
host:*.enabler.ne.jp
-
いよいよ二回目の米朝首脳会談が迫ってきた。金正恩とトランプというこれまでにない
国家指導者が作り出す新たな政治局面は我々の固定概念を打ち砕くであろう。
北朝鮮が途轍もない経済発展を成し遂げることは、覇権争いにも大きく影響する。
自立した朝鮮を悲願とする金正恩は、まだ、若干35歳である。10年どころか、
30年先まで国家指導者として君臨しうる。時がたてばたつほど、この若さは武器となり、
10年先までしか見通せない指導者を凌駕していくことであろう。
その片鱗を見通していくスレッドになることを期待する。
-
157:mespesado:
2019/03/09 (Sat) 23:38:20
host:*.eonet.ne.jp
-
亀さんが、最新のエントリーで梅原哲学について記事にしておられました。
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1657.html
そこでは長らく文明国の間で主流だった西洋哲学の「人間中心史観」に対
して異を唱える哲学が生みの苦しみにある中で、日本流というか東洋流の哲
学が出てきたことに対して、これを手放しで歓迎すると日本中心主義という
独断に落ち込むことの危険性があるから
> だいたい、グローバルな世の中で東洋だの西洋だの言って正統性を主張
> すること自体ナンセンスだ。人類としての存在が我々の唯一の拠り所と
> なるはずだ。他との違いより共通点を見出すべきだ。
という意見に行き着く、という「読書日記」というブログのブログ主の意見
に対しても、亀さんは
> 確かにその通りなのだが、梅原が日本の思想の原理だと主張する、「草
> 木国土悉皆成仏」について深く言及していなかったのは残念である。
という意見を述べておられます。
なんかサヨクな人は、民主主義だの人権思想だのが「人類普遍の真理」で
あるかのように主張するのに対して、ウヨクな人は、こんな考え方は西洋人
のご都合主義による「ポリコレ」に過ぎず、もともと日本人が明治維新で自
ら「脱亜入欧」して以来、戦後はGHQの洗脳で更に強化された「西洋かぶ
れ」に過ぎない、と看破して「日本人には日本人の価値観があっていい」と
最近は主張するようになってきたわけですね。
こうした流れの中で、サヨクな人は、ウヨクな人による「西洋のポリコレ
に反する日本の習慣の正当化」を「極右」だの「国家主義」だのと言って非
難する。するとウヨクな人にはサヨクが「日本の良さを否定している」よう
に見えるので、サヨク連中のことを「反日」と言って批判する。
で、このようなウヨクの主張に対して更に、上で引用した「読書日記」氏
のような再反論が出てくるわけである。
これに対する私の意見は次のとおり:
「日本古来の思想に立ち返るべき」という考え方を、日本人なら日本の伝
統を尊重するのは当たり前だからという理由で正当化するのは、通常の「愛
国心」の一例のように見え、一見すると問題ないように見える。しかし、国
家間で利害が対立しているときでも、自国を支持することが「愛国心」であ
りそのような態度が正しい、としてしまうと国際紛争はいつまでたっても終
わることがない。事実、こうした考え方の強いウヨク論者に嫌中嫌韓嫌北の
考え方をする人が多くなるのはいわば必然の流れである。
では上の「読書日記」氏のような人類としての「共通点」を見出すことこ
そが「正解」なのか、というと、それは単純すぎると思う。なぜなら日本人
は無益な争いをせずに共存する「霊長類の知恵」を集団本能として縄文時代
(いや、もっと前から?)育んできたと思われ、いわゆる「大和心」という
のはそういうものではないだろうか。日本以外では昔から異なる民族がそれ
ぞれ飢餓などによる存亡の危機において「背に腹は変えられず」他民族と闘
争して生存のために資源を相手から奪ったり、相手が弱いと見るや支配・簒
奪をほしいままにしてきた、という黒歴史がある。ところが近代の著しい技
術の進歩により、飢餓を克服することがしやすくなったことと、一たび闘争
が起きれば近代兵器により両者ともに一瞬で滅亡するようになると、下手な
武器による物理的な闘争がしにくくなった、という劇的な変化が生じてきて
おり、今日では古くからの日本人による「霊長類の知恵」が世界的に通用す
るような方向に進んでいるように見える。
つまり、「日本人だから日本の習慣を優先する」のではなく、「技術進歩
により世界が日本の習慣から教わることが多く」なってきた、という事実こ
そが大事なわけである。
サヨクのポリコレに凝り固まった「西洋かぶれ」は、そういうわけでこの
流れに逆行しているし、一方のウヨクも「日本人だから日本を尊重する」と
いう「狭義の愛国心」からそろそろ脱皮すべき時が来た。
亀さんの記事はこういう流れに沿った意見のように思える。