★ 掲示板:『放知技(ほうちぎ)』 ★彡
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2018年元旦,金正恩,五輪外交を開始!平昌五輪を大成功に導く.習近平が金正恩を超国賓待遇!金正恩が米朝首脳会談を提案,これをトランプが即断で受諾!金正恩,板門店から韓国に入り,南北首脳会談.大成功!トランプが5月中の米朝首脳会談を示唆.マティス国防長官が「駐韓米軍の撤退」を示唆!…まさしく激動の2018年だ.この激動の切っ掛けをつくり,激動をリードしてきたのは,金正恩(34)だ!今後も金正恩は世界をリードする!目が離せない.深い考察と議論が必要だ.
(M部長・飯山一郎)
新時代を冷徹に読み解くおっさんたちの激論スレー38-
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1:mespesado:
2019/07/22 (Mon) 09:29:16
host:*.itscom.jp
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経済の世界で緊縮派対反緊縮派の対立軸が鮮明になってきました。
引き続き放知技の目の肥えた読者のレベルにふさわしい議論を期待します。
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635:mespesado
:
2019/10/13 (Sun) 12:11:17
host:*.itscom.jp
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例によって、池戸万作氏が次のように呟いています↓
https://twitter.com/mansaku_ikedo/status/1182971779590975488
池戸万作@mansaku_ikedo
> 何故、こんなに自然災害の被害が大きくなるのでしょうか。それは「小
> 泉竹中がろくでもない」からです。自然災害にかかる予算でもある公的
> 資本形成を15兆円も削減させました。
> https://pbs.twimg.com/media/EGrCO_dU4AASXOu.jpg
↑まあ、小泉・竹中コンビがロクでもなかったことは事実だと思いますが、
もう少し詳しく見てみましょう。
このグラフで表示されていない、もう少し過去に遡って推移を調べると、
以下のようになります↓
http://mtdata.jp/20120604-11.jpg
(出典は「新世紀のビッグブラザース」 http://mtdata.jp/data_38.html )
このグラフによると、むしろ「公的固定資本形成」が増額されていた時期
が「例外的」で、1986年頃から増加し始め、1996年にピークアウト
してから2006年まで下降を続け、それ以降は1986年以前の水準に戻
った、という風に読めます。
では、上昇し始めた1986年とはどんな年か?
言わずと知れた、バブル景気が始まった年ですね。この好景気に支えられ
て、国は予算を大盤振る舞いし、「公的固定資本形成」も増加の一途をたど
りました。ところが1996(平成8)年~2006(平成18)年といえ
ば、前にも示したように、不良債権処理の時期に重なります↓
https://news.mynavi.jp/article/heiseieconomy-6/images/002.jpg
(出典はマイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/heiseieconomy-6/ )
つまり、バブル景気で信用創造で貨幣が増えていた時期に財政出動を増や
して「公的固定資本形成」を増やし、バブル崩壊に伴う不良債権処理と称し
て貸し剥がしなどで信用収縮で貨幣が減少していた時期に財政出動を減らし
て「公的固定資本形成」を減らしていたことになります。
つまり、経済の正しい理論で考えたら、全く真逆なことをやっていたこと
になります!
民間が借金をしない今こそ貨幣が減少しているのに財政を切り詰める…。
1986年以来の歴代政権(自民党政権、連立政権、民主党政権、現政権)
が等しく進めていた方針、それらすべてが正しい経済政策と反対のことを実
行し続けていたわけですね。
まあ、バブルの時期に公共投資を増やしていたのは怪我の功名で結果的に
低成長下の経済成長を支えていたので良かったのですが、バブルの崩壊で、
この「誤った経済理論に基づいていた」伝統的な経済政策の悪い面が顕在化
した、ということになるわけです。
逆に言うと、これだけ長きにわたって誤解されていた経済理論を180度
ひっくり返すということがどれだけの難事業であるかがわかろうというもの
です。