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金正恩2018年元旦,金正恩,五輪外交を開始!平昌五輪を大成功に導く.習近平が金正恩を超国賓待遇!金正恩が米朝首脳会談を提案,これをトランプが即断で受諾!金正恩,板門店から韓国に入り,南北首脳会談.大成功!トランプが5月中の米朝首脳会談を示唆.マティス国防長官が「駐韓米軍の撤退」を示唆!…まさしく激動の2018年だ.この激動の切っ掛けをつくり,激動をリードしてきたのは,金正恩(34)だ!今後も金正恩は世界をリードする!目が離せない.深い考察と議論が必要だ.(M部長・飯山一郎)
金正恩の真実 金王朝の“深い謎”ビビンバ!北朝鮮!
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新時代を冷徹に読み解くおっさんたちの激論スレー38-

1:mespesado:

2019/07/22 (Mon) 09:29:16

host:*.itscom.jp
経済の世界で緊縮派対反緊縮派の対立軸が鮮明になってきました。
引き続き放知技の目の肥えた読者のレベルにふさわしい議論を期待します。
954:mespesado :

2019/11/16 (Sat) 11:43:17

host:*.itscom.jp

へっぴりごしさんの記事↓


https://ameblo.jp/yamatokokoro500/entry-12545036343.html


で引用されている産経の記事↓


【風を読む】「壁」は、あった方が良かった 論説委員長・乾正人
https://www.sankei.com/column/news/191112/clm1911120007-n1.html


> 冷戦を背景とした戦争も日本経済を助けた。【中略】米軍は大量の軍需
> 物資を日本で調達し、風が吹けば桶屋が儲(もう)かるで、軍需優先で
> 民需が逼迫(ひっぱく)した米国への輸出が急増し、高度成長の下支え
> となったのは意外と知られていない。【中略】
> 好事魔多し。最大の宿敵だったソ連が消えてなくなったあと、米国にと
> って日本は、巨額の貿易赤字を抱える「敵国」となった。【中略】「失
> われた20年」の起点は、冷戦崩壊だったのだ。


↑日本の高度成長や、その終焉が生じた理由が、米ソの「代理戦争」特需や

「ベルリンの壁の崩壊」が原因だった、とする論ですが、へっぴりごしさん

は、この記事をもとに


> こうして「通貨の流通量が増やせない体制」こそが「失われた20年や30
> 年」の元凶でしょう。


と、産経の記事にはない不換貨幣に対する誤解が「失われた20年」の真の

原因である、と述べています。

 さて、私は上の産経の記事について、ちょっと別の角度からの異論を持っ

ていて、それは


 ★ 原因と結果が逆じゃないの? ★


という疑いです。

 というのは、最初の「日本の高度成長の原因が東西冷戦の代理戦争による

特需によるものだ」という件ですが、そもそも第二次世界大戦で欧州や日本

が「焼け野原」になったとき、戦争による破壊からの復興という一時的な巨

大な特需の発生で、企業は大変大きな利益を得ることができたわけですが、

その後欧州や日本が焼け野原から復興すると、もう巨大な需要は残されてい

ない。そこで、先進国は何をしたかというと、自国をわざと再び焼け野原に

して儲けるわけにもいかないから、自分達ではなく「発展途上国」に犠牲に

なってもらうべく、東西冷戦の代理戦争であるという「大義名分」で途上国

に東西両陣営による「やらせ」代理戦争を起こして彼らの国土を破壊し、無

理やり「復興特需」を生み出し、第二次大戦直後の特需の再来を目指したわ

けですね。つまり「東西代理戦争がたまたま高度成長を生んだ」のではなく、

「先進国は、第二次大戦直後の一時的特需の味が忘れられないから、この特

需を継続させるべく東西代理戦争がわざと引き起こされた」と考えるべきで

はないのか、というわけです。

 ただ、高度成長は、日本以外の先進国では、確かに途上国を混乱に陥れる

ことの特需が主要因だと言えるでしょうが、日本の場合は自国の白物家電特

需が続いたことによる影響の方が大きいと思う。なぜなら日本では、他の西

側諸国と違って中流層が厚く、白物家電を買える層が多いので、この特需だ

けで高度成長が維持できたのに対し、他の先進国は貧困層が多く、自国の家

電特需の長期化があまり期待できず、途上国の戦争特需に期待せざるを得な

かったわけですね(この点、欧米の戦後の高度成長は、『満蒙は日本の生命

線』などと言って大陸での特需に頼らざるを得なかった戦前の貧しかった日

本に似ているような気がします)。

 そして、二番目の件、つまり「東西冷戦の終了によって日本が西欧やアメ

リカの新たな敵になったから失われた20年になった」という話も実は逆で、

日本では「失われた20年」などと言われますが、実は他の先進国も、日本

ほどではないが、家電特需の終了やヤラセ代理戦争のからくりがバレてきて、

これ以上できなくなってきたことによって高度成長が終焉したわけです。そ

こで既に軍需産業に活路を見出すことができなくなった米国は何をしたかと

いうと、グローバリズムで当時の金満国であった日本の富を奪うべく、金融

業という名のゼロサムなマネーゲームで巨大な儲けを得る、いう方針に切り

替えることで、低成長を切り抜けようとしたわけです。そしてそれは大変う

まく行った。金融のレバレッジは、まじめにコツコツとモノを作って販売す

るような製造業(軍需産業とて製造業の一分野に過ぎない)とは桁が違うほ

ど儲かる。それで日本などをターゲットに大儲けができるようになったから、

東西冷戦なんてチンケな構造、もう要らないよ、ということでベルリンの壁

も用済みということで崩壊ということに相成ったのでしょう。つまり「東西

冷戦の終了で日本が敵視されたことが高度成長の終焉の原因」なのではなく

て、「必然的(=家電の完全普及やヤラセ代理戦争がバレてきたこと)な高

度成長の終焉が原因で、グローバリズムによる金融ボロ儲け(特に日本が美

味しいターゲットだった)できるようになって、東西冷戦は必要なくなった

から止めた。その象徴がベルリンの壁の崩壊」というのが真相ではないでし

ょうか。

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