★ 掲示板:『放知技(ほうちぎ)』 ★彡
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2018年元旦,金正恩,五輪外交を開始!平昌五輪を大成功に導く.習近平が金正恩を超国賓待遇!金正恩が米朝首脳会談を提案,これをトランプが即断で受諾!金正恩,板門店から韓国に入り,南北首脳会談.大成功!トランプが5月中の米朝首脳会談を示唆.マティス国防長官が「駐韓米軍の撤退」を示唆!…まさしく激動の2018年だ.この激動の切っ掛けをつくり,激動をリードしてきたのは,金正恩(34)だ!今後も金正恩は世界をリードする!目が離せない.深い考察と議論が必要だ.
(M部長・飯山一郎)
フルベッキ写真
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1:サムライ:
2012/04/13 (Fri) 10:27:50
host:*.t-com.ne.jp
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小生は、慶応大学で教鞭を執っておられた、高橋信一先生のフルベッキ写真に関する論文を、不定期ですが拙ブログで公開しています。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/cat4229856/index.html
フルベッキ写真というのは、時々ネットの世界で話題になる集合写真です。詳細は小生が作成した以下のページを参照してください。
http://www.nextftp.com/tamailab/photo/verbeck01.html
小生も某国際契約関連のコンサルティング会社のホームページで、「近代日本とフルベッキ」と題した記事を毎月掲載して戴いていた時期(2004年)があり、それを目にされた高橋先生から某コンサルティング会社を通じて連絡があり、爾来のお付き合いということになります。
さて、この写真を巡る様々な問題が出ており、その一つはフルベッキ写真に西郷隆盛、坂本龍馬、横井小楠、はては明治天皇が写っていると主張するのみならず、フルベッキ写真を使って金儲けをしている人間が増えているという点です。そのあたりは、小生自身が記事にしたことがありますので、関心のある方は以下を一読ください。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2005/09/post_7b8e.html
フルベッキ写真の懲りない面々
最近の新顔は加治将一氏と言うライターですが、このあたりは高橋先生が一刀両断にしていますので、以下をご覧ください。
http://www.amazon.co.jp/gp/cdp/member-reviews/AH8F40NC0FP7A/ref=cm_pdp_rev_all?ie=UTF8&sort_by=MostRecentReview
加治将一氏が自身のコラム欄を持っている「船井幸雄.COM」でも、応接室にフルベッキ写真を飾っていると得意げに宣伝しています。加治氏にコラム欄を提供しているだけに、船井幸雄氏がどのようなフルベッキ写真観を持っているか、大体想像できます。
さて、問題は、もう一つあります。それは、高橋先生が拙ブログに書いておられて以下のコメントに関連します。
“加治の前作について私は「何を言いたいのか分からない小説」としましたが、今回で「天皇制」否定が目的だったと分かりました”
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2012/03/post-465b.html#comment-70222186
詐欺師を叩く以外に、中曽根康弘を操っていた瀬島龍三、その瀬島と先帝(昭和天皇)の関係について、栗原(茂)さん、落合(完爾)さん、山浦(嘉久)さんらをはじめ、様々な人たちの意見を聞いたり、多くの文献を漁ることで、真実を追究してみたいと考えています。これが、もう一つの問題点です。最近になって刊行された鬼塚英昭氏の『瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人』、落合さんが『月刊日本』に連載している記事の読者であれば、容易に間違いを指摘できる箇所が多いものの、鬼塚氏を代表とする左派の昭和天皇観は、何処まで本当で何処まで嘘なのか、真の昭和天皇像を徹底的に調べてみたいと思うようになりました。それは、『瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人』と比較すると、あまりにも対照的な本『昭和天皇のおほみうた』の存在があるからです。詳しくは、つむじ風さの以下の記事を参照してください。
http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2011/11/post_c07d.html
天皇陛下の真実!!
こうした様々な観点の情報を提供できればと思っています。よろしくお願いします。
サムライ拝
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18:↓絶対買わないから~。
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2013/05/30 (Thu) 02:27:59
host:*.bbtec.net
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こちらでのお話にはあまり関係ないかもしれませんが・・・、
ずいぶん前に、TVで西郷さんの子孫が出ていました。
西郷さん一族の間では、上野の西郷さんの銅像は実物とかなり似てないと言われているようです。
そこで、一族の間で、西郷さんに良く似ていると言われている子孫の方がいて、その方自信だったか
写真だったか忘れましたが、紹介されていました。
その時、へぇ~ずい分上野の西郷さんとイメージ違うなぁ~と思ったのを覚えています。
それからしばらくして、ネット上でフルベッキ写真に写っている、西郷さんの所の番号の写真を
見て驚きました。
西郷さんに似ていると一族の間で言われている人と、本当に良く似ていました。
フルベッキ写真も捨てたもんではありませんね~。
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17:サムライ:
2012/05/09 (Wed) 07:18:54
host:*.t-com.ne.jp
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ご無沙汰しております。お約束の「みち」の掲示板は既に完成していますが、「みち」関係者の挨拶を掲示板に載せるため、待機している状態です。もう暫くお待ちください。
ところで、今号(五月号)の『月刊日本』に載った落合莞爾氏の「擬史」シリーズの「公武合体政権と京都皇統(6)」で、フルベッキ写真に関する以下のような重要なことが書かれていました。
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例のフルベッキ写真の意味も多少はっきりしてくる。大隈(重信)本人が写っているかどうか未詳だが、慶応四年深秋のあの写真に小栗(上野介)〝殺害グループ〟の原保太郎・宇井栗園・岩倉兄弟が写っているのは、岩倉と大隈・フルベッキの関係だけで無く、半年前に〝死された〟小栗との関係も示唆しているのだ。
(『月刊日本』五月号 p.111~112)
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少しだけ訂正させて戴くと、フルベッキ写真の撮影は慶応四年ではなく明治元年であるということ、また大隈重信は写っていない可能性が高くなりました。小生は7年前に某国際契約コンサルティング会社のホームページで、大隈重信は本物であると断言したことがありますが、どうやら訂正をしなければならなくなりそうだ現在は思っています。その理由はフルベッキ写真に写る大隈重信とされている人物と、大隈本人の写真を比べると明らかに耳の形が違うからです。それから、宇井栗園・岩倉兄弟は写っていますが、原保太郎は写っていません。
http://www.nextftp.com/tamailab/photo/verbeck01.html
細かい違いは兎も角、脚本家落合莞爾氏による小栗上野介・大隈重信・岩倉具視・岩倉兄弟・宇井栗園といった表舞台の〝役者〟に対して、その黒子に徹した人物が来月か再来月あたりの『月刊日本』に登場しそうです。
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16:サムライ:
2012/04/19 (Thu) 03:06:07
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飯山さん、ホレジロウさん、コメント有り難うございました。
実は昨日、小生を除き、各々の分野では一流の、それも十名を超える方々の研修会に末席を汚してきたのですが、研修会の後に参加者の一人の事務所に立ち寄らせていただき、鬼塚氏の新著が出版に至った経緯を詳しくお聞きしてきました。同氏は日本史の造詣が深い人物として知る人ぞ知るという人物だけに、「田布施システムなるもの、日本史はそのような底の浅いものではない」と、一刀両断にしていました。その意味で、飯山さんの「だいたい『田布施システム』なんてものはありません!」というお言葉と相通じるものがあることを知った1日でした。
> 田中清玄が岸信介と児玉誉士夫に反発していくくだりは、全学連と結託して日米安保を潰す作戦の動機が推測できたので面白く読みました。
こうした日本の裏社会に関する鬼塚氏の“情報収集力と分析力”に関する、お話も色々と聞かせて戴いたのですが、鬼塚氏が日本の裏世界をあれだけ見事に炙り出して見せたのは、同氏の情報収集と分析(インテリジェンス)の賜かと小生は思っていましたが、どうやらこれも小生の考えが甘かったようです。間違いなく“第一次情報”あるいはそれに匹敵する情報の提供者が鬼塚氏の周りにいます。
それから、鬼塚氏は亀井静香氏に対して余り良く書いていませんが、その亀井静香をよく知る稲村公望氏も昨日は参加しており、同氏からその場で『黒潮文明論』という新著をプレゼントしていただきました。特に、p.197の「日本列島は同一言語圏である」では、志布志も登場し、飯山さんがホームページに書いた以下の記事を彷彿させるものがあっただけに、機会があれば一度目を通して戴ければと思います。同書のお陰で、“底の知れぬ”日本史を垣間見たような気がします。
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済州島から九州に上陸、九州を南下し、志布志から難波→奈良へと「東征」して、さらに信濃への遷都を考えていたという歴史の流れ。 これが 《飯山一郎の古代史》 の骨子だ…
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15:ホレジロウ
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2012/04/18 (Wed) 18:50:40
host:*.ccnw.ne.jp
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私は三島派感性で考察いたします。私には、玉音の響きは納得がいかんのですわ!寺崎文書の真偽を問おう
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14:飯山一郎
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2012/04/18 (Wed) 11:50:52
host:*.ocn.ne.jp
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寸評で申し訳ないが…、
鬼塚氏の「てんのうはん」の本は、サムライさんの評価どおりだと思います。
だいたい『田布施システム』なんてものはありません! 妄想の類です。
巣鴨プリズンの最低の「A級戦犯」であった岸信介と児玉誉士夫がCIAの工作員になって
CIAが描いた絵図どおりにつくりあげた政治システム、これは今も強固なシステムとして
現存していますが…。
田中清玄が岸信介と児玉誉士夫に反発していくくだりは、全学連と結託して日米安保を潰す
作戦の動機が推測できたので面白く読みました。
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13:サムライ:
2012/04/18 (Wed) 07:52:28
host:*.t-com.ne.jp
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アマゾンのカスタムレビューで、『瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人』をどのように評価しているか、先ほど確認してみた。二人の読者が評価しており、両者とも星一つというのは納得できたが、その理由が良くない。田中吾郎という読者は「すべてにおいて著者の空想と憶測だけで、なんら根拠をしめすことなく、他人の文章の引用するだけで、読むか価値がまったくありません」と書いている。もう一人のboxerという読者も「。著者の妄想と他書からの引用によって構築された、”田布施システム”」と書いていた。
しかし、“田布施システム”なるものは、誰の目からも明らかなものにできる性質のものではないし、証拠となる資料が誰もが手にできる所にあると思うのが間違いだ。だからこそ、“田布施システム”について述べようとすれば、「筆者の空想と推測」しかないのだし、その点、鬼塚氏は田布施の“真実”にかなり肉薄していると思う。
p.259に以下のような記述がある。基本的に鬼塚氏の記述は正しい。
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正直に告白するならば、私はヤクザと瀬島龍三が結びつくとは夢にも思わなかった。瀬島と児玉 誉士夫が結びついたことさえ理解できなかった。そして、ついに私は瀬島龍三を通して、日本のオモテとウラの世界を知るようになった。
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さらにp289あたりで笠原和夫という脚本家が登場する。小生は拙ブログに同氏の著した『昭和の劇』を記事にしたことがある。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2005/06/post_a83d.html
実は、笠原氏の『昭和の劇』に書かれていた天皇の秘話について、上記の当時の拙ブログには書かなかったが、鬼塚氏は『瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人』にズバリ書いていた。
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天皇誕生の秘話を、元後続・首相東久邇稔彦が河野司(弟が二・二六事件で処刑された)に語ったものである。「大正天皇に子種がなく、昭和天皇は別の男の種から生まれた」。この秘話も「田布施システム」が隠し続けてきたものである。「昭和の天皇」と映画制作の話ひとつを見ても、瀬島龍三がいかに昭和天皇と深く結びついているかが分かるのである。『瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人』p290
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このあたりの情報だけでも同書を手にする価値はある。ただ、「てんのうはん」を理解するためにと、松重揚江氏のようなフルベッキ写真について嘘出鱈目を書いている詐欺師の本を薦めているあたり、『瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人』の価値をかなり落としたし、さらに未だに鹿島昇の孝明帝暗殺説から抜け出せない有様は、『瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人』の価値をゼロしているのは間違いない。
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12:オハヨーグルト
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2012/04/17 (Tue) 09:11:13
host:*.bbtec.net
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編集ありがとうございました、かっこよくデビュー決めたろ、とか意識すると恥かくよという見本でした<笑>
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11:オハヨーグルト
:
2012/04/16 (Mon) 15:44:28
host:*.bbtec.net
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サムライさん追伸どうも。この写真一枚にもスゴイ世界が広がっていたんだと知って改めて
驚いています。まあ、これだけのメンバーが一同に会すること自体仰天すべきことですね。
往年の東映オールスター映画の忠臣蔵や次郎長シリーズも顔負けw ただ、なにかの意図でこの
写真がつくられたり広められているなら笑ってばかりもいられません。歴史は苦手分野ですが
これから時々来て勉強させてもらいます。 ホレジロウさんの博識ぶりにも驚嘆です!
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10:サムライ:
2012/04/16 (Mon) 14:40:09
host:*.t-com.ne.jp
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馬之助さん、
落合さんの新刊本は、『金融ワンワールド 地球経済の管理者たち 』と題して、成甲書房からの出版のようです。最近は『【定本】シオンの議定書』(天童竺丸著)、『瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人』(鬼塚英昭著)と、立て続けに同社の本を読む羽目になりました。ともあれ、今回は落合さん本人から新著について教えて戴いています。また、その場で同書の“書評”を拙ブログに書く約束をしてしまったので、いずれ書かなければならなくなりました…(笑)
さて、『瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人』は五分の四ほど読み終えました。第一印象としては、他のジャーナリストやライターは腰が引けて書くことも出来ない内容、すなわち「住友銀行…佐藤茂…宅見勝…平和相互銀行事件…イトマン事件…住友グループ襲撃事件の一連の利権構造」を堂々と書いているあたり、肝の据わった人物だと思いました。
しかし、残念ながら同氏がヤクザに関して拠り所としていたのは、二次資料に相当する書籍や新聞雑誌のみであり、直に石井進、宅見勝、司忍、後藤忠政といった大物と接触しての取材は皆無であることが分かります。そうした大物から命がけで取材を敢行し、危うく命を落としかねない体験も多い、栗原茂という人物を小生は知っているだけに、鬼塚氏のヤクザに関する筆に迫力が感じられなかったのですが、これはやむを得ないことかもしれません。
それは兎も角、何よりも気になったのは、鬼塚氏は山口組などのダーティな部分のみしか描いておらず、たとえば昨年の東北沖大震災で大勢の東北の人たちのために動いた後藤組の活躍など、彼らの持つ任侠という一面に一切触れていないあたりに、鬼塚氏の正体を見たような気がします。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2011/04/post-219c.html
また、孝明天皇は伊藤博文に暗殺されたという噂は、故鹿島昇氏の『裏切られた三人の天皇 明治維新の謎』が噂の出所となっており、ネットでの孝明天皇暗殺説もほとんどが同書に由来していると云っても過言ではありません。当然ながら、鬼塚氏も鹿島昇天皇観から一歩も出ていません。小生も長い間にわたって鹿島昇天皇観に囚われていましたが、それを打ち破いてくれたのが落合莞爾氏でした。ともあれ、孝明天皇暗殺などと根本から間違えているため、鬼塚氏の田布施に関する記述についても眉唾物であると云わざるを得ないでしょう。
さらに、先帝(昭和天皇)と瀬島龍三に対して、鬼塚氏は良い印象を抱いていないことが分かります。これは、皇室インナーサークルの栗原茂氏とは全く逆の立場となり、先帝は我が命とすら信じていた栗原茂氏と、鬼塚氏との間に横たわる溝は途方も無く深いものであることが分かります。果たして先帝(昭和天皇)の実像は如何なるものであったのか…。今後も鬼塚氏の今回の著作と鈴木正男の著した『昭和天皇のおほみうた』との間を彷徨う日が、当面は続きそうな小生です。『昭和天皇のおほみうた』については、以下を参照。
http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2011/11/post_c07d.html
追伸
オハヨーグルトさん、中丸薫女史の祖父は明治天皇ではありません。それから、「明治天皇があのような下座に刀を抱いて座っている姿に疑問は抱かなかったのだろうか」はもっともな話であり、同様なケースが岩倉親子でしょう。二人の息子がフルベッキの両脇に座っているのに、親父は床に座っている…。岩倉具視が写っていると叫いていた連中に対して高橋信一氏は、「親を座らせ子が椅子に座るなどという、馬鹿げたことが、一体全体この世の何処にあるというのか」と一刀両断にしています。
なお、鬼塚氏はp.143で以下のように書いています。
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「てんのうはん」に疑問を感じる人は、松重揚江の『二人で一人の明治天皇』を読むことをすすめる。
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この松重氏もフルベッキ写真に明治天皇や西郷隆盛が写っていると、盛んに世の中に吹聴している詐欺師であり、このような人物の本を「すすめる」ようでは駄目だ。
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9:オハヨーグルト
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2012/04/16 (Mon) 09:38:33
host:*.bbtec.net
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中丸薫さんという国際問題研究家がこの写真をある人からもらったと雑誌で言っていた。
あなたのような人が持っておくべきだと手渡されたという。大切にしている様なの
だが祖父といわれる明治天皇があのような下座に刀を抱いて座っている姿に
疑問は抱かなかったのだろうか。善意で手渡されたのであろうけど、その方が疑問になった。
写真の真偽とかの問題は別として。
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8:馬之助:
2012/04/15 (Sun) 21:47:36
host:*.bbtec.net
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サムライさん、こんばんは。
>落合氏の語るワンワールドについては、天童竺丸氏の最新本『悪の遺産ヴェネツィア』を紐解いて戴ければ幸いです。このあたりは、著者の天童氏に直接質問できる新掲示板でお問い合わせください。
>文中で落合さんの使う「薩摩ワンワード」についても、天童さんを介して落合さん本人に新掲示板で解説をお願いするかもしれません。
『悪の遺産ヴェネツィア』が発刊されたのですね。近いうちに読んでみます。落合氏の本も出版されるようですし、なんか慌ただしくなったような感じがします。新掲示板での展開もたのしみです。
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7:サムライ:
2012/04/15 (Sun) 11:27:56
host:*.t-com.ne.jp
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馬之助さん、こんにちわ。またまた来週の25日まで気の抜けないスケジュールになりました。それは兎も角、新掲示板のことを含め、山浦さんらに会ってきます。
さて、小生の記憶に間違いがなければ、高橋さんが批判しているのは落合(完爾)さんだと思います。確か、拙ブログにも書いた記事が出典のはずです。
http://pro.cocolog-tcom.com/edu/2011/08/post-d1c5.html
以前は、フルベッキ写真を巡って写っている人物、撮影場所、撮影時期を巡って、落合さんと高橋さんとの意見の相違は埋めがたいものがありましたが、最近は落合さんにも大分フルベッキ写真の真偽が分かって戴けたようです。
次に、ワンワールドとフルベッキの関係に関しては、小生の意見は寧ろ落合さん寄りです。落合さんが「フルベッキをワンワールドの手先呼ばわり」していると、高橋さんは書いています。確かにそのように受け止められても仕方の無い表現かもしれませんが、落合さんは決してフルベッキを見下している訳ではありません。また、物事をストレートに言う落合さんの性格も、誤解される原因の一つだと思います。
それは兎も角、明治という時代の礎を築いたのは、表舞台では大久保利通であると思いますが、裏舞台では岩倉具視でしょう(より正確には京都皇統ですが、話が複雑になるので割愛)。岩倉使節団の実現に至った陰にフルベッキの存在があり、幕末と明治初期の日本に巨大な足跡を残した“お雇い外人”の一人がフルベッキでした。当時の日本の権力の中枢にあった人間たちをして、一年と十ヶ月にもわたって海外に就かせたフルベッキについて、良い意味でも悪い意味でも見直す必要があるように思います。
落合氏の語るワンワールドについては、天童竺丸氏の最新本『悪の遺産ヴェネツィア』を紐解いて戴ければ幸いです。このあたりは、著者の天童氏に直接質問できる新掲示板でお問い合わせください。
文中で落合さんの使う「薩摩ワンワード」についても、天童さんを介して落合さん本人に新掲示板で解説をお願いするかもしれません。
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6:馬之助:
2012/04/15 (Sun) 08:29:18
host:*.bbtec.net
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サムライさん、お久しぶりです。
>留学する薩摩藩の青年たちに向って、「とにかくどんな面白いことや可笑しいことや慰むことがあっても決して決して日本魂を失ってはいけません」とこんこんと諭したと言われているフルベッキをワンワールドの手先呼ばわりして彼の人格を汚すような人間に学問する資格などないと思います。
私もテッキリ、在英ワンワールド薩摩支部の教育はフルベッキに始まるのではないかと思っていたのですが、高橋信一氏の話によると、そうとばかりは言えないようですね。フルベッキは、薩摩藩の青年たちに真摯になにかを伝えようとしていたようです。その青年たちも、真摯にそれを受け継いでいったとすれば、京都の学習所もフルベッキに呼応してもいるのではないかと思っていたのですが、これも私の検討はずれのようですね。別の勢力の台頭を警戒してのことでしょうか…横から失礼しました。
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5:サムライ:
2012/04/14 (Sat) 08:29:31
host:*.t-com.ne.jp
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有田芳生という、現在は参議院議員を務めているジャーナリストのことはご存じと思います。その有田氏がフルベッキ写真を取り上げ、かつ加治将一氏の『幕末維新の暗号』を高く評価していたので、コメントを入れたことがあります。ご参考まで
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2007/05/post_46f3.html
森重和雄氏のコメントも載っていました。
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加治将一さんの『幕末維新の暗号』(祥伝社)は余りに内容がひどすぎますね。
トンデモ本の類で、理解に苦しみます。
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4:サムライ:
2012/04/13 (Fri) 14:15:43
host:*.t-com.ne.jp
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ホレジロウさん、ありがとうございます。これから少しずつフルベッキ写真関連の情報を提供させていただきます。先ほど本スレッドを立ち上げたことを知らせた高橋先生からもメールを頂戴し、飯山さんからも本スレッドOKと言っていただきましたので、遠慮無くフルベッキ写真を使ってビジネスをやっている連中を叩いていきたいと思います。ライターでは加治将一氏や山口貴生氏(『日本の夜明け フルベッキ博士と幕末維新の志士たち』の著者)を叩かねばなりません。また、会社となると沢山ありそうです。特に、サンメディアという会社は叩きがいがありそうです。
http://www.sun-media.info/
ところで、鬼塚氏の新著で平野貞夫氏の『昭和天皇の「極秘指令」』と題する本を取り上げていました。どのような形で取り上げているのかは、実際に同書をひもといて戴くとして、小生が同書で一番印象に残ったのは以下の記述でした。
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そして約束の正午を少し過ぎたとき、前尾(繁三郎)邸のチャイムが鳴った。
「高松宮様は、長身をかがめなぎら玄関から応接室に入られ、ソファーに静かに座られました」
あまり広くない応接室には秋の木漏れ日が射し込み、議長時代に描いてもらったという小さな自画像を照らしていた。前尾さん、静子夫人、安藤氏の三人を前にして、高松宮様はゆっくりと「今日は非公式に陛下のお気持ちを伝えにきました」と話はじめた。
「陛下はこう申されています。『前尾が総選挙で落選したのは誠に残念だ。国のためにどうしても大事な人物なのだから、ぜひ再起して政治を続けてほしい』と」
高松宮様が話された陛下のお気持ちをじっと聞いていた前尾さんだが、やがてその眼から涙があふれて流れ落ちていった。
天皇陛下が、非公式とはいえ宮様を使者にして国政選挙に敗れた政治家を慰め、再起を要望したという例は、この前尾さんをおいてほかにないはずだ。これは憲法論で説明できることではない。前尾さんの人格、見識、功績に対する期待もあったと思うが、「核防条約の国会承認」を成し遂げたことに対する感謝の気持ちがそうさせたのではないだろうか。(『昭和天皇の「極秘指令」』p.175)
=============================
なお、前尾氏と平野氏の繋がりは同書をひもといてもらえれば分かります。
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3:ホレジロウ
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2012/04/13 (Fri) 12:12:27
host:*.ccnw.ne.jp
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私が辿り着いたモノも同じですな!2回の維新考察が必要です。銃後教育では封印捏造が多々あります。死ぬまで勉強の意味が分かった今日です。ヴェネティアは有難うございました。最後の眼の霞がとれました。今度は自国です
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2:サムライ:
2012/04/13 (Fri) 10:42:43
host:*.t-com.ne.jp
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応接室にフルベッキ写真を飾っていると明白に述べている、船井幸雄.COMのURLを書き忘れました。以下をクリックしてください。執筆しているのは息子の船井勝仁氏です。
http://www.funaiyukio.com/funaikatsuhito/index_1202_02.asp