★ 掲示板:『放知技(ほうちぎ)』 ★彡
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2018年元旦,金正恩,五輪外交を開始!平昌五輪を大成功に導く.習近平が金正恩を超国賓待遇!金正恩が米朝首脳会談を提案,これをトランプが即断で受諾!金正恩,板門店から韓国に入り,南北首脳会談.大成功!トランプが5月中の米朝首脳会談を示唆.マティス国防長官が「駐韓米軍の撤退」を示唆!…まさしく激動の2018年だ.この激動の切っ掛けをつくり,激動をリードしてきたのは,金正恩(34)だ!今後も金正恩は世界をリードする!目が離せない.深い考察と議論が必要だ.
(M部長・飯山一郎)
新時代を冷徹に読み解くおっさんたちの激論スレー38-
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1:mespesado:
2019/07/22 (Mon) 09:29:16
host:*.itscom.jp
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経済の世界で緊縮派対反緊縮派の対立軸が鮮明になってきました。
引き続き放知技の目の肥えた読者のレベルにふさわしい議論を期待します。
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634:mespesado
:
2019/10/13 (Sun) 09:57:17
host:*.itscom.jp
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>>632
> 東京でこの有様だから、もはやインフラ整備の公共事業費は
>
> 誰も反対しない案件に昇格したと言える。
そうなるといいんですが…。
私はこの件についてかなり悲観的です。
人間というのは、将来への不安が一番のインセンティブになりやすい。な
らば、これだけの風水害を受けているのだから、今回被害に遭われた方々だ
けでなく、今回は難を逃れた人たちもこのような風水害を防ぐためにもイン
フラ整備や公共投資に賛成するはずである…。
↑一見このように行きそうですが、一方で、ほとんどすべての国民は、未
だに「家計簿脳」、すなわち国家財政も家計と同じように、「入りの範囲で
しか支出できない」と素朴に信じ切っていますから、「国家財政の赤字が拡
大すること」に非常に不安を感じる人がほとんどすべて、と言ってもいいで
しょう。
ということは、多くの国民による総意は「インフラ整備も大切だが、国家
財政が赤字になるのもいやだ」となります。
すると、いくら前回と今回の台風の被害が甚大であっても、人口比で言え
ば、被害を受けていない人の方が多い。なので、「インフラ整備の必要性」
の切実さより「国家財政赤字」の不安の要素の方が大きいという人が圧倒的
多数となります。なので、①「国家財政が厳しいならインフラ整備への支出
は増やせないね」となるのがオチではないかと考えてしまいます。
で、しかも、仮に「インフラ整備は必要だ」という考えが国民に浸透した
としましょう。この場合でも、②「インフラ整備は必要だが、国家財政支出
は増やせないから福祉予算を削るしかないね」となるか、③「これだけ支出
が必要になるんだから消費税の更なる増税も仕方ないね」となるかどちらか
に誘導されることとは火を見るより明らかです。
つまり、何が言いたいかというと、国民の間に蔓延している「家計簿脳」
という洗脳を解くしか、この「すべての選択肢は地獄」の呪縛から逃れるこ
とはできないと考えます。
ちなみに「家計簿脳」からの開放については、「令和のピボット」、「薔
薇マークキャンペーン」、「れいわ新選組」という3つの有名な企画があり
ますが、このうち「薔薇マークキャンペーン」はもともとアンチ安倍政権で
政権交代を目指すことで始まったキャンペーンであったという点で国民の支
持が限定的だ有った上に、主催者が学者なのであまり行動力の面で期待でき
なかったせいか、風前の灯火、というか、実体はほぼ消滅していると言って
いいでしょう。次に保守系の「令和のピボット」は、経済のカラクリも大変
よくわかっているし、掲げている政策も、もし実現出来たら素晴らしいもの
になっているのですが、残念なことに、主催者が性格的に「特異」であるせ
いか、あまり政治的に影響を与えているとは言えません。最後の「れいわ新
選組」は、そんな中で政治的には最も成果を上げていますが、その目的が野
党共闘による政権交代ですから、これまた「家計簿脳」からの解放を第一に
考えているのではなく、サヨクのルサンチマンに訴える方向で支持者を増や
そうとしているので、これも期待に応えられそうもありません。
というわけで、どうやって「家計簿脳」からの解放を進めたらいいのか、
そのアイデア出しに苦慮しているのが現時点の最大の問題だと思います(こ
のことは、自民党の安藤議員や西田議員の声を聴くと、痛いほどその苦悩が
伝わって来ます)。