★ 掲示板:『放知技(ほうちぎ)』 ★彡 64347013

top
金正恩2018年元旦,金正恩,五輪外交を開始!平昌五輪を大成功に導く.習近平が金正恩を超国賓待遇!金正恩が米朝首脳会談を提案,これをトランプが即断で受諾!金正恩,板門店から韓国に入り,南北首脳会談.大成功!トランプが5月中の米朝首脳会談を示唆.マティス国防長官が「駐韓米軍の撤退」を示唆!…まさしく激動の2018年だ.この激動の切っ掛けをつくり,激動をリードしてきたのは,金正恩(34)だ!今後も金正恩は世界をリードする!目が離せない.深い考察と議論が必要だ.(M部長・飯山一郎)
金正恩の真実 金王朝の“深い謎”ビビンバ!北朝鮮!
てげてげ(1) てげてげ(2) なんちゃらかんちゃら 文殊菩薩 亀さんnew きのこ組new へっぴりごしnewmespesadonew移ろうままに2new
【!!必読!!】『日本』という国名の秘密new  『放知技』データベース


新時代を見透かす知恵者たちの発信スレー40―

1:堺のおっさん:

2020/04/19 (Sun) 21:38:13

host:*.enabler.ne.jp
奇遇と言うか、故飯山氏を送る集いは2018年11月25日、

大阪のコロナホテルで執り行われた。まさに啓示である。

コロナウイルスの一種である武漢ウイルスが世界を巡り、

グローバル世界はこの感染爆発に対応出来ない限界を示した。

武漢ウイルスは世界を変えるキーとなるか。

知恵者たちの卓見を発信するスレになることを期待する。(管理人)
960:亀さん:

2020/10/05 (Mon) 16:18:09

host:*.t-com.ne.jp
>>959

> ご質問は、「外圧」か、「内圧」か、ということですね。

ソーではありません。出世外人さんと堺のおっさんのやりとりを読んで、小生の頭に内圧という言葉が漠然と浮かんだつうだけで…。今日は仕事を終えたばかりなので無理ですが、明日の朝、大量の仕事が入っていなければ、次稿「武士の時代 03」で外圧と内圧について筆を進め、新記事をアップできればと思っています。

ところで、話題は変わりますが…

一年ほど前、本スレで憲法九条を巡って、熱い議論が交わされたことがありますが、皆さん覚えているでせうか…。今でも印象に残っているのが、mespesadoさんの投稿(以下)…。

【シリーズ:検証!憲法9条①】100
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16851868/100/

【シリーズ:検証!憲法9条②】103
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16851868/103/

当時のmespesadoさんは、数名の憲法学者の解釈という観点から、上掲の投稿をしていたわけですが、最近、この憲法九条にある「前項の目的」という文言、可笑しいではないかという自論を展開していたのが青山繁晴氏です。青山氏は自身のことを言葉のプロであると、以下の動画で称していたが、その言葉に引きずられて同動画を最後まで観たという次第。
【青山繁晴】日本が国民を守れないことを言えない理由[桜R2/10/2]
https://www.youtube.com/watch?v=mdfMXvi0Stc&t=257s

また、最終的に憲法改正に漕ぎ付けることができなかった、安倍元総理と青山氏との間にあった、九条を巡る見解の相違についての話も、実に興味深いものがありました。

アッ、もう少しで忘れるところでしたが、mespesadoさん、>>954でのサイトの紹介ありがとうございました。小生も頭に引っ掛かっていたので、今まで気になっていました。
日本語の起源を旧石器時代に探る
https://www.culturebeanz.com/entry/2020/02/12/003432/

早速アクセスしてみたところ、ナント、以前アクセスしていた痕跡が…(一度アクセスすると、URLの色が変わる)。我ながら情けなく思った次第(爆)。



辛うじて締め切りに間に合わせた亀さん@人生は冥土までの暇潰し
959:出世外人 :

2020/10/05 (Mon) 07:30:29

host:*.bbtec.net

>>956 >>958

堺のおっさん 亀さん

ご質問は、「外圧」か、「内圧」か、ということですね。

(質問の意味を、別に解釈しておりました・・・)

その点では、私も趨勢として、「外圧」による影響が大きいと思います。

日本列島は外敵の侵入も少ないだけに、外圧がなければ、自然と内向きになり分権化し、社会が比較的固定化していく傾向にあると思います。

「日本史図式」の際にも触れていますが(http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16675542/349/)、白村江の大敗、元寇、黒船の到来など、日本の歴史では外的圧力によって中央集権化など社会の大変革が起きてきたと思います。

ただ、単純に「外圧か内圧か」と断じられない場合もあり、たとえば気候変動による飢饉・食料減少、それから貿易の決済手段である金の産出量・流通量の増減といった要素もあると思います。

鎌倉時代、江戸時代に日本が内向きになり分権化した背景には、気候の寒冷化による食料生産量の低下といった背景があるようです。

食料生産が低下すると、人や物資を首都に集め、さらに各地に再分配するといったことも、輸送・移動コストなどロス多すぎて、とても中央集権体制を維持できないわけです。

また、貿易に回せる剰余物資も少なくなり、自給自足の度合いが増えると思います。

たとえば平家が滅亡し源氏政権に交代したのも、単純に「平家が貴族化して軟弱になったから」ではないと思うのです。

飢饉が続くと、輸出品である金を掘る、硫黄を取る、蒔絵細工を作る、刀剣を鍛える、といった労働者を支える食料も不足します。

結果として入宋貿易も不振になり、「平家の通商的な政治・経済の体制にはもうつきあえないよ」という恰好で各地の勢力が離反し、平家が没落したのではないでしょうか。
958:亀さん:

2020/10/05 (Mon) 05:17:39

host:*.t-com.ne.jp
>>957>>955

出世外人さん、ありがとう。>>956で堺のおっさんが外圧について言及していたように、どうやら、飯山説(外圧説)と出世外人説(内圧説)といった具合に大区分できそうです。よって、このあたりは次稿「武士の時代 03」で一度、小生なりの仕方で纏めることにしました。本来ならココに書いても良いのですが、本日月曜日の仕事の締め切りに追われているため、今はできません。

ともあれ、出世外人さんの「中央集約vs.地方分権」説は、基本的に日本列島内部で起きたこと(内圧説)ですが、堺のおっさんが仰せの外圧説は、その時点の日本列島内が中央集約型であれ、地方分権型であれ、それとは関係なく、一気にあるいは多少の時間をかけて、大陸から日本列島に襲来したものです。それが日本列島内の「中央集約vs.地方分権」に、どのような影響を及ぼしたのか、その結果どうなったのか、このあたりを改めて見直す必要性を感じています。

でわ、急ぎ仕事に戻ります。



若い頃の菅首相同様、女子(おなご)の前ではいつも真っ赤っかな亀さん@人生は冥土までの暇潰し (ナンカ、外野が五月蠅いんだがwww)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091400674&g=pol
「(菅首相は)女の子に話し掛けられると真っ赤になった。視線を落として無口になった」
957:出世外人 :

2020/10/04 (Sun) 22:08:53

host:*.bbtec.net

堺のおっさん

>>956

実のところ、「天つ神・天孫族(百済・伽耶・扶余)系」対「国つ神・出雲族・蝦夷系」といった対比は、相当に単純化したものなのです。

日本の古代民族には、他にも熊襲・隼人もいるし、沖縄には「うちなー」の人、北海道にはアイヌの人もいます。そしてご指摘の通り古くから朝鮮半島、中国大陸、東南アジアだけでなく、インド、ペルシャあたりからも人の往来があったことが知られています。

また、一言で「蝦夷」といってもその実態はかなり多様なものなのかもしれません。独特の騎馬文化、鉄文化(古い時代の日本刀の鉄の質は謎で、「たたら製鉄」とも異なる製鉄方法ではないか、という説もあり)からみて、中央アジアあたりの民族も日本海を渡って逐次渡来し、東北地方で混交していった、といったことも想像されるのです(この辺、亀さんが飯山先生の説を紹介されていますね⇒ http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1807.html)。

さらに近世の初期には西洋人(南蛮人・紅毛人)も渡来し、多大な文化的影響を与えています(たとえば純粋な日本文化の象徴と考えられている「茶道」にすら、キリスト教のミサからの強い影響が指摘されています。日本にキリスト教文化が与えた影響は庭園や茶道から、建築・土木・軍事技術にいたるまで幅広いのですが、厳重なキリシタン禁令によりその影響を隠したために、いつしか日本人が日本独自の文化・技術と思い込むようになってしまったようなのです)。


実の所、日本人・日本文化というものは、世界の様々な地域の民族・人種・文化文明が、日本という風土の中で混然一体となった重層的なもの、とみるべきでしょう。
956:堺のおっさん:

2020/10/04 (Sun) 18:46:42

host:*.enabler.ne.jp

>>955 出世外人さん

日本人の気質には外圧の関連がある。

日本の歴史と外圧は切っても切れない。

当然、南から北から西からと様々な渡来人も侵入してきました。

出世外人さんはそのことを鋭く指摘されていたのですが、

この点はいかがなものでしょうか。
955:出世外人 :

2020/10/04 (Sun) 15:15:02

host:*.bbtec.net
亀さん

>>950

>出世外人さんの〝物差し〟(中央集約vs.地方分権)に、「攻守」を絡めて立体的な〝物差し〟をココで披露して戴けませんか? 
>「中央集約vs.地方分権」と今回の「攻守」を組み合わせると、何かとてつもない物差しができるのでは・・・、というのが小生の直感です。

以前、「日本史図式」なるものを投稿した以降も、実は自分なりにいろいろ調べたり考えたりしていました。

そのうち、他にも何通りか「集権・分権」の交代のような歴史の振幅運動が見えてきて、日本史を貫く「法則性」のようなものがあるのではないかと感じていたところだったのです。

「攻め」と「守り」もその中の一つなのですが、軽く投稿してみたら、「もうちょっとあるんじゃないの!」と指摘され、ドキッとしました。

ざっと書いてみると、以下の通りです。

・統治体制 …… 中央集権←→地方分権

・統治の主体 …… 官僚(公家)←→自治(武家)

・経済   …… 通商・交易型←→農本型

・外交・海外展開 …… 積極的(外向き)←→消極的(内向き)

・優位な地域 …… 西日本(朝廷)←→東日本(幕府)

・優位な氏族 …… 平氏←→源氏

・優位な王朝 …… 南朝(天皇親政を志向)←→北朝(庶民の自治を許容)

・政治的責任の所在 …… 曖昧←→明確

* * * * * * * * * * * * * * * * * * 

上記を、「日本史図式」(下記)の中に当てはめて概観すると分かりやすいと思います。

 *大和政権草創期:分権的
    ↓
 *奈良時代~平安時代中期:中央集権的(大宝律令制定 現在に続く徴税機構と官僚機構の成立)
    ↓
 *平安時代後期~鎌倉時代:地方分権的
    ↓
 *建武親政:中央集権的
    ↓
 *室町時代~戦国時代:地方分権的
    ↓
 *織豊期:中央集権的
    ↓
 *江戸時代:地方分権的
    ↓
 *明治時代:中央集権的
    ↓
 *大正時代:分権的(大正デモクラシー)
    ↓
 *昭和・平成:中央集権的(大政翼賛、国家総動員法)、グローバリゼーション


>確か拙宅でだったかと思いますが、酒を酌み交わしながら出世外人さんが、「飯山さんには是非東北の地を訪れ、東北人の心を知って欲しい」、
>といった旨のことを語っていたのを思い出します。換言すれば、飯山さんが東北の地を訪れ、本当の東北人の心「守」を肚で理解しないことには、
>飯山さんの古代史観が画竜点睛を欠くままで終わってしまうといったことを、当時の出世外人さんは小生を含め、拙宅に集った他の参加者に云
>いたかったのだと、今の小生は解釈していますが、当たっているで>せうか?

かなり大雑把ですが、西国・中央集権側が天つ神・天孫族(百済・伽耶・扶余)系で、東国・地方分権側が国つ神・出雲族・蝦夷系といえると思います。

そして両者の交代・融合によって、日本というものが成立してきたと思うのです。

文化的に見ても、たとえば日本仏教の特質は「山岳宗教」「即身成仏」「不惜身命」などですが、これはインドや東南アジア、中国などの仏教とはかなり趣が異なる点です。百済経由で渡来した仏教に、天孫族以前の在地の宗教・信仰が色濃く反映されたものだと思うのです(東北では出羽三山がその代表。また空海の出自である佐伯氏は四国に移住した蝦夷)。

また日本人のひとつの典型である「武士」の成立には、阿弖流為、安倍氏など蝦夷の「騎射」戦法や気質が大きくかかわっていると言われます(奈良・平安期、「蝦夷」は日本各地に移住させられて、防人の他、豪族の「軍事顧問」のようなこともさせられていたようです。安倍元首相の先祖がその典型)。

日本刀も、大陸・半島由来の直刀に、蝦夷との闘い・交渉の中で、蕨手刀からの影響により、独特の「反り」が加わり成立したという説が有力です(平安時代中期、日本刀は発生期、「俘囚太刀」と呼ばれ、都では異形の存在だったのです)。

「東北」というのは天つ神・天孫族(百済・伽耶・扶余)系に対する「在地系」一つの代表というわけですが、飯山先生とは一緒に東北を歩き、その日本史の伏線となっている影響を検証できたらと思っていたのです(もちろん、飯山先生はその「訛り」からも、典型的な東国人でしたが・・・)。
954:mespesado :

2020/10/04 (Sun) 14:46:39

host:*.itscom.jp

>>939 で紹介した金平氏の「日本語の意外な歴史」について、関連の話題を

ネット検索していたところ、以前、世界の古層言語が新興言語で置き換えら

れてしまい、そんな中で日本語は古層の言語をそのまま引き継いでいるとい

う議論をネットで見たことがあるんだけれど、探しても見つからない、とい

う話をしたことがあったのですが、遂にそれを見つけました↓


日本語の起源を旧石器時代に探る
https://www.culturebeanz.com/entry/2020/02/12/003432/


 金平さんの論が、言語を数千年レベルで遡る通常の比較言語学の話である

のに対して、上記の議論は言語の根幹をなす基本的な文法の違い、つまり語

彙が置き換わったり語順が置き換わったりと言うような変化が生じても、数

万年の時を経ても今日まで変わらず保存されている言語の性質に注目した議

論です。ご参考までに。
953:猿都瑠 :

2020/10/04 (Sun) 11:07:25

host:*.au-net.ne.jp
>>949の出世外人さんの投稿を読んで、紀記に登場する八百万の神々とは、実は各地の日本人の気質等を反映したものでは無いかと。

つまり日本各地の日本人の特徴を捉えた集団がおり、それを記したと。

そして神道の根本的な部分を考えると、世界の2割とが起こると言われる自然災害大国であるから、共生の心が無ければ生き残れない。

恐らく同時期に日本列島全体で自然発生的に神道が起こり、それを纏めた頃が紀記の記された時。

しかし人間の性質上、優劣を付けたがる人々が改竄してしまう。

どちらが先かとか、どちらの神が上で下でと、身分制度の考えが改竄を呼ぶ。

所謂、一神教的な考えがベースで争いが起こった部分も色々な戦にはあったのではないかと。

そして何よりも自分たちの仲間や集団を護る為に御神体の元に信仰が出来もしたのでしょう。

今年は著名な神社を巡っていますが、何処も心地が良い。

何よりも杜があり、水の綺麗な場所は特に幸せを感じる。

手を合わせて祈るのですが、何処に行っても何も頭の中で考えがない、つまり不思議と無心なのです。

人間とは宇宙の一部であり、太陽系の中の地球に住む一員である。

宇宙があり太陽があり地球環境があってはじめて生きていられる。

その意識の濃淡こそあれ、人類誕生からその意識は常にあるでしょう。

それを体系化して実践している、これが日本人であると思います。

結局、誰かが自分だけが良い思いをしたい、こう思うからこそ、色々な思想や学問、経済、金融が産まれもしてきたと。

それらも、そして哲学も宗教の一部であり、宗教すらも神道の一部に過ぎない。

宇宙と共に天之御中主神が存在し、太陽は天照大御神であり、その意を受けとるのが天皇陛下である。

それが日本の真姿だと思います。
952:亀さん:

2020/10/04 (Sun) 06:33:59

host:*.t-com.ne.jp
https://bbs6.fc2.com//bbs/img/_409100/409098/full/409098_1601760839.jpg 安倍前総理が2012年に発表した、英語論文『Asia’s Democratic Security Diamond』、その象徴的な↑イラスト↑はネットで目にすることが多い。

その安倍元総理と一緒に、官房長官として国政を担ってきた管首相、安倍氏の外交手腕を間近に見てきたこともあり、かなりの部分で安倍外交というDNAを引き継いでいると小生は思っている。

そして、就任後に行った各国首脳との電話会談の順序、習近平との電話会談の内容等を吟味するに、今回の中国との電話会談は、成功の部類に属すといっても過言ではないと思う。そのあたりを如実に物語っているのが、以下の動画だ。
【痛快!菅総理が習近平を手玉に取った!】
https://www.youtube.com/watch?v=RhSyDMChD9E

上掲の動画の作者である「闇のクマさん」という人物の正体、小生には良く分からないのだが、今までに同氏の動画を数本観てきて率直に思うことは、見方が一方に偏るというきらい、つまり、オーバーアクション気味であるものの、そのあたりを割り引いて同氏の動画を鑑賞していけば、かなりの部分で良質な情報を得られることが多いということだ。

ソー言えば、市内にもクマさんという同窓生が住んでいる。今度、街で酒を酌み交わそうかな…。その前に、目の前の仕事を片付けないとwww



締め切りが迫り、ネーちゃんの話どころではない亀さん@人生は冥土までの暇潰し
951:亀さん:

2020/10/04 (Sun) 04:58:19

host:*.t-com.ne.jp
mespesadoさんに紹介して戴いた「日本語の意外な歴史」、現時点で計139本の記事をアップしていることが分かる。
http://www.jojikanehira.com/archives/list

今朝も、仕事の合間に幾本かの記事に目を通したのだが、ハッと思ったのが以下の記事・・・
本ブログの今後の予定について
http://www.jojikanehira.com/archives/16579634.html

同記事が108本目の記事であるというのも、なかなか印象的だ(108の煩悩)。


同記事には以下のようなことが書かれていた。
__________
近年で最も大きな変化といえば、なんといってもインディアン系の言語が日本語に特大の影響を与えたことが明らかになってきたことです。日本語の語彙に得体の知れない巨大な部分があることは早くから察知していましたが、私はこれを中国語によって消し去られたシナ・チベット系言語の影響(遺産)であろうと長い間予想していました。ところがそうではないことが確実になってきたので、過去の記事も適宜修正していきます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「インディアン系の言語が日本語に特大の影響を与えた」・・・。この記述に接し、過去に書いた幾本かのインディアン、あるいはインデオについての記事を咄嗟に思い出した・・・。例えば、
アルゼンチンで思ふ(3)
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1585.html

同記事で小生は、「■インディオと縄文人に見る共通点」というテーマで書いていたwww



女性は太陽だと頑なに信じる亀さん@人生は冥土までの暇潰し
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1197.html
950:亀さん:

2020/10/04 (Sun) 03:27:41

host:*.t-com.ne.jp
>>949

出世外人さん、今回の投稿もお見事!

本題に入る前に、小生、拙ブログの飯山史観シリーズの一環、「武士の時代 03」の準備を仕事の合間に進めていますが、出世外人さんの〝物差し〟(中央集約vs.地方分権)を、「武士の時代 03」でも再び取り上げるつもりでいますので、アップしたら感想をお聞かせください。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16675542/349/

さて、今回の出世外人さんの投稿・・・
__________
「日本人」というと、何か均質な集団のようにとらえられていて、特に最近は災害時の冷静な対応などから「『共生』の心が『日本人の固有伝統文化』であるかのよう」な語り方がされる傾向があります。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今の日本列島に居る日本語を母語とする日本人は、かつては黒潮に乗って南方から来た人々、日本海を渡って北方から来た人々といった具合に、様々な民族が押し寄せ、混血していった人々の末裔です。そして、大陸から適度な距離に位置する日本列島という土地に、「共生」・「平等」といった様々な形容の仕方があるにせよ、大陸では見いだせない、日本列島独自の物の見方・考え方をする、「日本人」というものを誕生させた日本列島に、小生は長い間関心を抱き、自分なりに様々な角度から日本列島について考察を重ねてきました。そして、そうした日本列島で育まれた独自の物の見方・考え方があったからこそ、大陸から渡ってくる文化を自家薬籠の物にしてしまう、つまり、自分たちの物の見方・考え方に合ったモノに変えていったと云えるかと思います。

一例として仏教。インドで誕生した仏教が、中国を経由して日本に伝来、空海や最澄らによって日本列島に持ち込まれると、大陸にはない日本列島独自の仏教文化に変容していったのは先刻承知の通りです。そのあたりは、日本列島で生まれ、日本列島が醸成してきた日本民族独特の物の見方・考え方が、大きくモノを言ったのでせう。また、円仁も中国大陸に滞在時、決して日本列島の物の見方・考え方を捨てませんでした。御参考までに、野崎博士も円仁について『文殊菩薩』で取り上げています。
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-8435.html


ここで、出世外人さんの主張・・・
__________
「共生」も「競争」も人間が生きていくのに必要な要素ですが、両者を「守り」と「攻め」のような形で、その時々の状況の応じて切り替えてきたのが日本人なのではないかと思うのです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
御意。殊に古墳時代以降の日本列島では仰せのとおりの展開でした(弥生時代については、従来の弥生時代観が大きく変わりつつあることから、ここでは割愛)。

加えて・・・
__________
要はこの東西の気質、「攻」と「守」の両方を備えた総体が日本人だと思うのです。

しかし、実態はもっと複雑だと思うのです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
確か拙宅でだったかと思いますが、酒を酌み交わしながら出世外人さんが、「飯山さんには是非東北の地を訪れ、東北人の心を知って欲しい」、といった旨のことを語っていたのを思い出します。換言すれば、飯山さんが東北の地を訪れ、本当の東北人の心「守」を肚で理解しないことには、飯山さんの古代史観が画竜点睛を欠くままで終わってしまうといったことを、当時の出世外人さんは小生を含め、拙宅に集った他の参加者に云いたかったのだと、今の小生は解釈していますが、当たっているでせうか?

このあたり、飯山史観を一層完成度の高いものにするためにも、是非、出世外人さんの思う東北人の心を、ココでお聞かせください m(._.)m

そして・・・
__________
時代に応じて攻守の切り替えが必要であり、攻めに出るには、守りを固める時期が不可欠ですが、現在はいうまでもなく守りを固めて民力を蓄えなければならない時代でしょう。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
出世外人さんにお願いですが、出世外人さんの〝物差し〟(中央集約vs.地方分権)に、「攻守」を絡めて立体的な〝物差し〟をココで披露して戴けませんか? 「中央集約vs.地方分権」と今回の「攻守」を組み合わせると、何かとてつもない物差しができるのでは・・・、というのが小生の直感です。ここは是非、よろしくお願いします。



週末は海外の女の子からのメールはゼロ、寂しい思いをしている亀さん@人生は冥土までの暇潰し
949:出世外人 :

2020/10/03 (Sat) 08:48:47

host:*.bbtec.net

>>946

亀さん、mespesadoさん、以下の部分に、今回の「柿崎」人事、そして「安倍―菅政権」の底流を読み解く鍵があるのではないかと思います。

その一方、亀さんの言われる「日本人という、やはり類い希なる民族的集団」については、もう一歩踏み込んだ考察が必要だと思うのです。

>日本人固有と思われている「共生の心」というのは、実は人類に普遍的に存

>在する「集団本能」であり、たまたま日本以外では、他民族との資源の奪い

>合いの長い歴史によって「共生」本能より「他から奪ってでも生き延びる」

>本能の方が勝ってしまったがゆえにその陰に隠れてしまい、あたかも「共生」

>の心が「日本人の固有伝統文化」であるかのように思われているだけだと思

>うのです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>mespesadoさんの上掲の発言には、まさに日本列島という世界でも類い希なる土地、
>そしてその土地が育んだ日本人という、やはり類い希なる民族的集団を育んだ
>歴史的背景が、物の見事に表現されていると思います。
>ここで云う小生の「類い希なる土地」とは、「温暖地帯に属する、一定の広さを持つ列島」
>といった意味ですが、その意味ではニュージーランドも一定の広さを持った温暖地帯の列島です。
>しかし、そのニュージーランドに〝日本人〟が誕生しなかったのも、地理的そして
>歴史的な経緯があったからこそでした。


「日本人」というと、何か均質な集団のようにとらえられていて、特に最近は災害時の冷静な対応などから「『共生』の心が『日本人の固有伝統文化』であるかのよう」な語り方がされる傾向があります。

しかし、実態はもっと複雑だと思うのです。

歴史的に見ても、遺跡などの様子から、平和的で共生的な縄文人に対し、弥生人は小国同士が常に抗争を重ねていて競争的だったといわれます。

また、記紀などをみても、温和な「国つ神」に対し、「天つ神」は好戦的で謀略的です。

秀吉のように朝鮮半島や大陸に積極的に攻勢をかけた時代もあれば、徳川政権のように国内の生産力・資源を主体に有効利用する形で対外的に比較的閉じた環境で共生的に過ごしてきた時代もありました。

「共生」も「競争」も人間が生きていくのに必要な要素ですが、両者を「守り」と「攻め」のような形で、その時々の状況の応じて切り替えてきたのが日本人なのではないかと思うのです。

ここから、あえて地域で人を語るという、かなり乱暴な話なのですが・・・

地域的に見て、西日本は「攻め」を指向し「外向き」、東日本は「守り」を指向し「内向き」という傾向はあるのではないかと思います。

たとえば、内向きな徳川政権は東日本を根拠とする政権で、積極的に対外的な交渉に出た明治政権は西日本主体の政権でした。

日本列島というのは地政学的にみて「巾着型」で、西日本は巾着の口のように古来から大陸・半島・東南アジアと対外的に開けている一方、東日本は巾着の底のように内陸的にすぼまった格好になっており、それが東西の気質の違いの底流にあるのではないかと。

そして要はこの東西の気質、「攻」と「守」の両方を備えた総体が日本人だと思うのです。
(何か、軟鋼と硬鋼を練り合わせ・組み合わせて「折れず曲がらずよく切れる」を実現した日本刀のようです)

時代に応じて攻守の切り替えが必要であり、攻めに出るには、守りを固める時期が不可欠ですが、現在はいうまでもなく守りを固めて民力を蓄えなければならない時代でしょう。

菅政権下の動向を見る上では、この、いかに日本は守りを固めて民力を蓄えられるかどうか、という視点は重要かと思います。

このトピックはレス満タンなので返信できません。


Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.